Sony Ericssonのブースでは、Symbian OSを採用したGSM方式のスマートフォン「P900」と、コンパクトボディにカメラを内蔵した「T630」の2つが展示のメインとなった。
Sony Ericssonの展示は、大型ホールの中ではなく、コンベンションセンターの中にあるミーティングルームにある。一般来場客には多少わかりづらい場所のため、人の数はさほど多くなかった。だが、その多くない来場者がこぞって奪い合ったのが「P900」と「T630」だ。
「P900」は、OSにSymbian OS 7.0を採用し、大型の液晶ディスプレイが特徴のスマートフォン。メモリースティックDuoスロットを搭載し、前機種の「P800」と比べるとディスプレイが4,096色から65,536色に、メモリが32MBから48MBになるなど大幅に強化されているという。本体背面に搭載した30万画素のモバイルカメラではQCIFサイズで3GPP準拠のMPEG4ムービーが撮影可能。Java、Bluetoothにも対応している。本体カラーも、P800のポップなブルーから、ガンメタリックカラーを基調にしたものへと変更された。会場ではストリーミング動画の再生デモが行なわれている。すでに販売されており、価格は799ドル程度とのこと。