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【CEATEC JAPAN 2003】
ドコモ、FOMA関連サービスや電子透かし技術などを紹介
NTTドコモのブースでは、これまでの各種イベント同様に端末とサービスが展示されていたが、新端末の発表が相次いでいた時期は過ぎ、現在は比較的落ち着いているためか、端末コーナーはさほど広く取られておらず、サービス面を中心にアピールしていた。それでもブースのあちこちに分散して、505iシリーズや開発が明らかにされた「SH252i」、らくらくホン「F672i」などが展示され、FOMAのテレビ電話でロンドンにいるスタッフとの国際電話が体験できるコーナーも用意されていた。
開発が明らかにされている「SH252i」。9月に発売された「D252i」とともに展示
らくらくホンの「F672i」も展示されていた
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外出先でもFOMAで来宅者を確認
FOMA関連サービスでは、自宅へ来訪者があった場合にビジュアルタイプのFOMA端末で誰が尋ねてきたか、確認できるサービスが参考出展されていた。これは、カメラを備えたドアチャイムが鳴らされると、F2402を装着したAVアダプタに通知され、ユーザーが所持しているFOMA端末にテレビ電話が繋がるというもの。
この場合、FOMAを2回線契約する必要があるが、担当者は「データ専用プランで、ファミリープランを利用してもらえれば、月額料金は主回線の料金に加えて1,000円ほど高くなる程度。長時間テレビ電話をするようなこともないと考えており、通話料もさほど高くならないだろう」としている。このAVアダプタを利用した同様のサービスとしては、家電をコントロールする機器と連携して、外出先から自宅のビデオデッキを録画予約するなどのデモも披露されていた。
また、ビジュアルタイプのFOMA端末を搭載した掃除ロボットを外出先から別のFOMA端末で操作するデモも行なわれていた。こちらは、あくまでも「こういうことが実現できることを示すため」(担当者)のデモとのことで、実際にサービスとして提供される予定はないという。
今回のロボットには「T2101V」が内蔵されており、テレビ電話機能を利用して自宅の様子を確認しながら、ボタンのプッシュ音でロボットを操作できるようになっていた。
ドアの前に立つ女性をFOMAで確認
中継機のような役割を果たすAVアダプタ
FOMA端末で掃除ロボットを操作できるデモ
数字キーで操作可能
ボタンを押してから反応するまでのタイムラグは、1秒もない程度だった
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ポスターに埋め込まれた電子透かしを撮影してコンテンツを入手
参考出展されていたものとしては、電子透かしがプリントされたポスターをiショット端末で撮影して、手軽にサイトへアクセスするというサービスが展示されていた。現在も店頭で配布されている「F661i」のパンフレットに、電子透かしがプリントされており、今回のデモではそれが利用されている。プリントされた電子透かしには、最大16bitの情報を埋め込むことができるとのことだが、今後はそれを64bitまで拡大するという。
同コーナーには、デモ専用のiアプリを備えたiショット端末が設置されており、アプリからカメラを起動し、電子透かし部分を撮影すると、パラメーターがサーバーに送信され、埋め込まれた情報に応じた通知が端末に届く。
たとえば街中のポスターに電子透かしを埋め込んでおき、ポスターの内容にあわせたコンテンツへ手軽にアクセスできるなどの利用法が想定されている。撮影することで情報を端末に取り込む技術としては、OCRや2次元コードなどが既に実用化されているが、担当者によれば「たとえば雑誌などでは2次元コードを嫌う媒体もあるだろう。ケースバイケースで利用されるのではないか」とのことだった。
このほか同社のブースでは、赤外線通信を利用したクレジット決済「VISAッピ」のデモンストレーションコーナーなどが設けられていた。
電子透かしを利用したサービスの概要
iアプリを立ち上げると同時にカメラが起動。撮影するだけで手軽にサイトへアクセスできる
ブース内のステージで国際間のテレビ電話をアピール
実際に利用できるコーナーも設置されている
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URL
NTTドコモ
http://www.nttdocomo.co.jp/
CEATEC JAPAN 2003
http://www.ceatec.com/
(関口 聖)
2003/10/07 19:12
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