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iOはAV機能を重視して設計されたPocket PC。OSは最新版のWindows Mobile 2003で、CPUにはXScale 400MHzを搭載。無線LANを内蔵し、CFカードスロットとSDカードスロットを装備。東芝が企業向けに販売しているe750に近い機能を持っている（液晶のサイズはiOの方が小さく3.5型）。 iOの最大の特徴は搭載するアプリケーションで、ビクター製のデジタルビデオカメラとUSB接続することで、ライブの画像をストリーミングに変換し、ネットワークに配信する「iOビデオサーバー」という機能を搭載している。ストリーミングのビットレートは公表していないが、フォーマットはASF形式で、ブースのデモではビデオチャットクオリティの動画を披露していた。 ストリーミングは無線LANだけでなく、CFカードなどを使って有線LAN経由で配信することも可能だ。ただし、CFやSDカードなどでAirH"を経由してストリーミングを配信するようなアウトドア用途は想定していないとのことだ。 このほか、圧縮音楽を高音質化するCCコンバータやグラフィックイコライザ、AVリモコン機能を備え、Windows Mobile 2003の標準機能であるWindows Media Player 9なども搭載する。
■ ＵＲＬ WPC EXPO 2003 http://arena.nikkeibp.co.jp/expo/2003/ 日本ビクター http://www.jvc-victor.co.jp/ （白根 雅彦） 2003/09/19 16:39 | ||||||
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