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「NP-1」は、カメラ付き携帯電話で撮影した画像を赤外線通信機能で送信して、手軽にプリントできる携帯電話向けデジタルプリンタ。同社のカードサイズ写真インスタントカメラ「チェキ」のフィルムが使われており、フィルムやバッテリーはコンビニなどでの購入できるという。 ブースでは、コンパニオンが持っている携帯電話を使ってその場で撮影し、プリントされるまでの一連の動作がデモンストレーションされた。現在開発中の製品のため、参考出品という形になったが、データの送信からフィルムの排出まで15秒程度で行なわれる。コンパニオンは、「ワイワイみんなで使いたい」と語っていた。 また、携帯電話に対応した街頭プリント端末「Princiao（プリンチャオ）Qn」のプリントサービスも体験できた。外部メモリ対応の携帯電話では、プリンチャオのスロットに差し込んでデータを吸い出し、非対応の端末はメール送信することでプリントできる。 このほか、画像処理システム「pixabase2」なども紹介されており、同社の技術力をアピールするものとなった。また、画像を各携帯電話に適したサイズや色調に加工・変換するサービス「Keitai Picture」の展示なども行なわれていた。なお、「Keitai Picture」は、「WIRELESS JAPAN 2003」の初日に開催された「モバイルプロジェクト・アワード2003」のモバイルミドルウェア部門で最優秀賞に輝いており、ブースに受賞したカップが展示されていた。
■ ＵＲＬ WIRELESS JAPAN 2003 http://www.ric.co.jp/expo/wj2003/ 富士写真フイルム http://www.fujifilm.co.jp/ （津田 啓夢） 2003/07/18 23:16 | ||||||||||||||||
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