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【NETWORLD+INTEROP 2003 TOKYO】
松下、赤外線通信で携帯電話に情報配信するシステムなど
松下電器産業のブースでは、近日発売予定のP505iなどが展示されていたほか、赤外線通信で携帯電話へさまざまな情報を配信できるシステム「モバイル広告クリッピングシステム」のデモが行なわれていた。同システムは、ある地点に設置された赤外線ポートから周辺情報や商品情報といったコンテンツが携帯電話へ配信されるというもの。ブースに掲げられていた説明では、赤外線ポートを備えたポスターで広告効果を促進させるとのことだったが、担当者によるとテーマパークや飲食店などでユーザーにさまざまな情報を提供できるようになるなど、応用範囲は広いとのことだった。
モバイル広告クリッピングシステムの概要
設けられた赤外線ポートと通信して、さまざまな情報を得ることができる
また、同社の関連会社であるピンチェンジが赤外線を照射するタイプの「バーチャルキーボード」を展示していた。パテントなどを所有している米企業と協力して、年内の商品化を目指すとのこと。同コーナーに訪れたユーザーが実際に体感できるようになっており、その仕組みについて担当者は「赤外線カメラで(指の動きを)認識していると考えてもらっていい。タッチタイプは難しいが、PDAなど向けに製品化したい」という。また携帯電話にデバイスを内蔵させることも検討しているとのことだったが、具体的なスケジュールなどについては明かされなかった。
バーチャルキーボードの概要
展示されていた端末はシリアルケーブルで接続されているという
担当者は「画面とキーボードが近ければ、よりスムーズにタイプできるのではないか」と述べ、携帯電話への実装に意欲を見せた
このほか同社ブースでは、JavaをサポートしたICカード認証システムを展示。Javaアプレットをダウンロードして新たな機能を追加したり、不要な機能を削除できるようになっており、企業での社員証や大学での学生証に利用することで、イントラネットなどでセキュアな認証が可能になるという。同システムの技術は、3月に同社と日本エンタープライズが札幌で行なった携帯電話でバスに乗車できる実証実験にも用いられているという。担当者は「USIMカードなどにも同様の機能を搭載できるようにしたい」と語り、詳細は明かされなかったものの、携帯電話に搭載された形での実用化に向けて進んでいることを示唆した。
JavaをサポートしたICカードの概要
同コーナーではパソコンに接続して、デモンストレーションを行なっていた
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URL
NETWORLD+INTEROP 2003 TOKYO
http://www.interop.jp/
松下電器産業
http://www.matsushita.co.jp/
(関口 聖)
2003/07/02 19:33
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