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【ビジネスシヨウ TOKYO 2003】
ドコモのFOMAコーナーにASIMOが登場
NTTドコモのブース内の一角に、同社のFOMAによってユビキタスネットワークが普及した社会のイメージを紹介する「ドコモ立体シアター」が設けられている。こちらは1時間に1~2回程度で開催されているが、毎回長蛇の列で、開始時間の20分前には並ばなければ次回入場となってしまうほどだ。
シアター内では、3D表示を活かして、ユビキタス社会の利便性を語るショーが披露された。未来感溢れる演出が施されており、テレビ電話機能やキャッシュ機能によるショッピングなど、現在そしてこれからのFOMAが目指していく姿が紹介された。ドコモが掲げる「人と人、人とモノ、モノとモノそれぞれを結びつける」というコンセプトに基づいており、ネットワークが進化することによるメリットが強くアピールされていた。
実際に人が立っている舞台で3D表示の映像が投影されていた
壇上のモデルが手にしていたモックアップ
15分ほどでショーは終了し、出口に向かうとFOMAを利用した3つのサービスがデモンストレーションされていた。まず展示されていたのは、テレビ電話機能を活かした「ビジュアル・コールセンタ」。こちらはユーザーサポートなど現状は音声通話で行なわれているものに、テレビ電話を用いることでより温かみのあるコミュニケーションが可能になるという。画面にはアニメーションのようなキャラクターも登場していた。
続いて行なわれていたデモは、FOMA端末でコンサート会場などの入場ができる「e-ゲート」。FOMAに非接触型ICカードを内蔵させて、認証が行なえるようにしたもの。画面遷移の様子も見せてもらえたが、あくまでイメージとのことで、実現するにはもうしばらく時間が必要なようだ。
そして最後に登場したのは、滑らかな動きで話題のホンダ製人型ロボット「ASIMO」だ。デモンストレーションは、ASIMOの“顔”部分に内蔵されているカメラで写されている映像が、FOMA端末で閲覧できる。これはVライブを用いて実現されているとのことで、ASIMOに見つめられた自分をFOMAの画面で確認することも可能だった。
ビジュアル・コールセンタのデモ
e-ゲートのデモ
e-ゲートの説明。FOMAに非接触型ICカードを搭載することで実現を目指す
e-ゲートを利用した際のイメージ画面
ASIMO自身がデモの内容を説明
ASIMOのカメラによる映像がFOMA端末の画面に表示
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URL
ビジネスシヨウ TOKYO 2003
http://bs.noma.or.jp/
NTTドコモ
http://www.nttdocomo.co.jp/
(関口 聖)
2003/05/21 15:37
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