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昨年も斬新的なデザインのモデルをCeBITで発表したモトローラだが、今年はオプションでカメラユニットを装着できる3G端末を出品してきた。 一番人気があったのが、そのA830。新しく発表されたカメラ内蔵3G端末のA835がモックのみの展示だったこともあり、説明員にデモを求める人が絶えなかった。A830は、SDカード/MMCスロットを搭載し、MP3プレーヤーとしても利用可能なことに加え、動画、静止画双方を記録できるオプションのカメラユニットが用意されているのが大きな特徴だ。 通信方式は3GとGSMの双方に対応し、4,096色のカラー液晶を搭載。連続通話は3Gネットワーク使用時で最大100分、GSM使用時で最大160分、待受時間は3Gで185時間、GSMで200時間。重量は157g。
このほかにも折りたたみ型のT720iやコンパクトボディのC350、エントリーモデルながら複数の筐体バリエーションが用意されたC330などが展示された。カメラ、Java、Bluetoothを搭載した折りたたみ型端末V600や、前述のカメラ内蔵、ストリーミングビデオ再生に対応したA835はモックのみの展示となった。なお、ここで紹介した端末はすべて「2003年モデル」とのことで、出荷は今年後半から年末辺りになるようだ。 モトローラと言えば、今や日本のケータイの主流となった折りたたみ型に、ずいぶん前から取り組んでいた数少ないメーカーのひとつだが、今回の展示ではストレート型のものが多かった。 なお、モトローラは12日、音楽番組制作のMTV（Music Television）と世界規模のマーケティングにおいてアライアンスを結ぶことを発表した。具体的な内容としては、モトローラの端末にMTV提供の着信メロディや待受画像などがプリセットされることや、Webにおけるマーケティング戦略の協業などが挙げられている。
・ CeBIT 2003（英文・独文） http://www.cebit.de/ ・ モトローラ（英文） http://www.motorola.com/ （伊藤 大地） 2003/03/14 13:32 | ||||||||||||||||||||||||
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