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【CeBIT 2003】
ボーダフォンは新サービスの「Vodafone live!」を徹底アピール
ボーダフォンのブースはひときわ華やかだ。ほかの企業とは一線を画し、小さなホールを借り切って1社のみのブースになっており、入り口にはドアマンまで控えている。一方、展示内容はシンプルで、昨年10月からヨーロッパのボーダフォングループ各社が始めたMMSベースのコンテンツサービス「Vodafone live!」を重点的にアピールするものとなった。
「Vodafone live!」は、ニュースや天気予報など情報系のコンテンツや、着信メロディ、待受画像をダウンロードできるコンテンツサービス。データのやりとりはWebブラウザではなく、MMSを使って行なうのが大きな特徴だ。
日本のiモードやJ-スカイ、EZwebと同様に、メニューをたどってコンテンツにアクセスするディレクトリ型の構造になっており、使い勝手はWebベースのものとさほど変わらない。しかし、リクエストもSMS経由で行なわれるため、実際に使ってみた感じでは、レスポンスはE-PlusのiモードサービスやWAPベースのサービスの方が優れているようだ。デモ用の端末には、昨年のCeBITでも人気を博したノキアのスライド型カメラ内蔵端末「Nokia 7650」や、日本のJ-SHシリーズを彷彿とさせるスタイルのシャープ製「GX10」などが用意されていた。
Nokia 7650
Vodafone live!のトップ画面。デモ端末ではドイツ語のみだが、ヨーロッパのボーダフォングループ各社ですでにサービスインしている
Vodafone live!がMMSベースのサービスになった理由をスタッフに聞いてみた。それによると、端末メーカーと通信キャリアが結びついていない欧州のビジネスモデルでは、ブラウザのバージョンやサポートするプラットフォームによって、大きく画面表示が異なるWebベースのコンテンツより、単純に画像や音声ファイルを送信するMMSベースの方が、広い地域、多くの端末にサービスを供給する際に問題が少ないと判断したためだという。
既に発売されている端末も展示
やはり人気はカメラ付き端末とのことだ
・ CeBIT 2003(英文・独文)
http://www.cebit.de/
・ ボーダフォン(英文)
http://www.vodafone.com/
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ボーダフォン版「写メール」が欧州でサービスイン
(伊藤 大地)
2003/03/14 12:55
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ケータイWatch編集部
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