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予定時間より大幅に遅れてスタートしたこともあって、講演時間は20分にも満たないものであったが、これまで国内での講演で述べられてきた夏野氏の持論が展開された。 同氏は、iモードがパソコン向けを含めたインターネット上のISPにおいて、世界最大のISPであり、インターネットプレイヤーであることや、多くのユーザーがiアプリを利用していることなどを述べて、iモードの利点や現時点での優位性を強調。 また、同氏は「多くの人が2Gと3Gは全く異なるものと勘違いしている。しかし重要なことは2G・3Gを問わずに動作するアプリ。“キラーアプリケーション”ではなく“キラープラットフォーム”だ」と述べ、移動体通信事業者として、ユーザーへ利便性の高いサービスが提供されやすいインフラを調えることが重要であると訴えた。 このほかにも夏野氏から発せられた言葉は、メーカー主導でサービス展開が行なわれている欧州などを意識したものであることが窺え、欧州や米国、アジアなど海外から訪れている多くの聴衆が、同氏が力強く発言するたびにペンを取り、大きく頷く姿が印象的であった。
・ 3GMobile World Forum（英文） http://www.3gmobileforum.com/ ・ NTTドコモ http://www.nttdocomo.co.jp/ ・ 第3世代携帯電話を推進するフォーラムが開催 （関口 聖） 2003/01/15 13:16 | ||||||
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