SPH-i330は、Palm OS 3.5.3ベースのPDA一体型携帯電話で、CDMA 1900MHz/800MHz、AMPS 800MHzの3モードに対応している。SPH-i330は、すでに販売が開始されており、実際にFry’sなどのショップで販売されていることを確認した。サイズは、124×61×17.8mmで、重量は約164gである。
SPH-i500は、2003年1月8日に発表されたばかりの新製品で、発売時期は未定である。Palm OS 4.1ベースのPDA機能を搭載しており、液晶も65,536色表示が可能なTFTカラー液晶に強化されている。サイズは87×54×21.5mmで、重量は約130g。
SPH-i700は、Pocket PC 2002ベースのPDA一体型携帯電話。CPUとしてIntel PXA250/300MHzを搭載し、65,536色表示が可能なTFTカラー液晶を装備している。CDMA2000 1xに対応しているほか、回転式のカメラを内蔵していることも特徴だ。サイズは132×70×16mmで、重量は約161gとなっている。
そのほか、ヒンジ部分でディスプレイが回転する端末も展示されていた。この端末は、TELECOM ASIA 2002で展示されていた「SGH-P408」や「SCH-X780」と同じものだと思われるが、CESでは型番は明らかにされておらず、Rotating Camera Phone(RCP)と呼ばれていた。RCPの液晶ディスプレイ部分の構造は、ソニーのCLIE NRシリーズやNXシリーズとよく似ており、液晶を180度回転させて折り畳むことも可能である。ヒンジ部分には、回転式のカメラが内蔵されているので、自由なアングルでの撮影を楽しむことができる。