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【TELECOM ASIA 2002】
LG電子、ヒンジ部に横向きにカメラを搭載した端末

LG電子ブース

 韓国のLG電子は、ディスプレイがヒンジ部分で回転する端末をはじめ、個性豊かな端末をいくつか展示している。

 最も面白いのは、ヒンジ部分でディスプレイが回転する「KH5000」という端末。ソニーのCLIE PEG-NR70Vのような感じでディスプレイが回転する。こうした機構が採用された端末はサムスンからも提供されているが、このKH5000の最大の特徴はヒンジ部分の向かって左側に横向きにカメラが内蔵されているところ。実際にこのスタイルでカメラを使ってみると分かるが、最近のビデオカメラで液晶ディスプレイを見ながら撮影するのと同じ感覚だ。もちろんディスプレイが回転するので、自分撮りも行なえる。同端末はCDMA2000 1xEV-DO対応となっている。


KH5000正面 ねじれ
 正面から見た「KH5000」。一見すると普通の折りたたみ型端末  ヒンジ部分が回転する仕組み

カメラ ビューワータイプ
 ヒンジ部分には横向きにカメラが実装されている  ディスプレイを回転させて折りたためばビューワーとして使うのに便利

 このほか同社のブースには、一見すると小さいディスプレイしか搭載していないように見えるが、キーボード部分を下にスライドさせることで120×160ドットのカラー液晶が現われる「SD1250」のような独創的な発想の端末が現実のものとして開発され、当たり前のように展示されているところが面白い。


SD1250 スライド
 スライド式の「SD1250」。持ち歩くときコンパクト  スライドさせると120×160ドットのディスプレイが現われる

K8000 K8000背面
 こちらはW-CDMA対応の「K8000」  背面にはモノクロのサブディスプレイ、ヒンジ部にはカメラを装備

・ LG電子(韓国語)
  http://www.lge.co.kr/
・ ITU TELECOM ASIA 2002
  http://www.itu.int/ASIA2002/


(湯野 康隆)
2002/12/04 11:44

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