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日本向けの端末としては特に目新しいものは無かったが、同社のブースには、発売が目前に迫ったGSM端末数機種がデモ展示されている。同社が今回披露しているのは「N8000」「N8」「e606」の3機種。 N8000は、120×160ドット、4,096色のメイン液晶と、120×30ドットでバックライトが12色に変化するモノクロのサブ液晶を搭載した折りたたみ型GSM/GPRS端末。サブ液晶の周囲のパネルは着せ替え可能で、着信メロディは40和音対応。N504iSなどの端末と同様にミッキーマウスの壁紙がプリセットされている。12月に2,500香港ドル（約4万円）で発売される予定。
e606は、香港ではハチソン向けに提供される予定のGSM/W-CDMAのデュアルモード端末。P504iSと同様に2つのカメラが端末の表裏にそれぞれ配置されており、テレビ電話や12秒までの動画撮影に利用できる。ディスプレイは132×162ドット、65,536色のものが採用されている。サポートされているファイルフォーマットは、MPEG-4、WMA、MIDI、AAC、GIF、JPEG、PNG、BMP、WBMP。着信メロディは16和音対応で、Javaもサポートされている。こちらの発売時期については通信事業者次第とのこと。
なお、同社のブース内では、カメラ付き端末で撮影した画像データをパソコンに転送し、接続されたプリンタからプリクラ風にプリントするサービスも提供されており、カメラ付き端末の面白さをしきりにアピールしている。
・ NEC http://www.nec.co.jp/ ・ ITU TELECOM ASIA 2002 http://www.itu.int/ASIA2002/ （湯野 康隆） 2002/12/02 11:35 | |||||||||||||||||||||||
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