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今回出展された「Gadgety」は、同社のBluetoothやIEEE 802.11xといったワイヤレス通信技術を応用し、さまざまな機器間で相互にデータ通信を行なうためのミドルウェア「DECENTRA」を搭載している。携帯電話の接続端子を装備しているのが特徴だ。デバイス自体は、今年４月に試作機としてすでに公の場で公開されており、現在は「DECENTRA」の開発者向けパッケージにも同梱されている。 デモ機のGadgetyには、ナムコの協力を受け、Bluetoothを使った相性診断ゲームがあらかじめビルトインされている。名前、生年月日、血液型、性別を入力し、待受状態にしておくと、同じデバイスを持ったユーザーを検索。リストアップされたなかから相手を選択すると、パーセンテージで相性診断ができる。ゲームのガイド役には、ナムコのテーマパーク「ナンジャタウン」の公式キャラクター「ナジャヴ」「ナジャミー」が登場する。 ゲームの内容としては、同じくナムコが制作し、C413Sに搭載されていた「ミラクルラバーズ」とほぼ同じ。試作機段階の上、もともとはハードウェアではなく、ミドルウェアを製品として販売しているため、製品化の見通しはまったく立っていないとのことだが、説明員は「相手あってのアプリケーション、Bluetoothが携帯電話に標準搭載されるようになったときには面白いと思う」と語っていた。 ・ スカイリー・ネットワークス http://www.skyley.com/ ・ スカイリー・ネットワークス、Bluetooth対応の携帯機器を開発 （伊藤 大地） 2002/07/18 19:00 | ||||||
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