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写真では、P-in Comp@ctはちょっと引き出して撮影している。使用時はアンテナ部分を除いてすっきり収まる
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PC EXPO会場ハンドスプリングブースでは、ドコモのコンパクトフラッシュ型PHS通信カード「P-in Comp@ct」を、Visorで利用するためのSpringboardモジュール「P-in Comp@ct Cnnector for Visor(仮)」が参考出展されている。
Visorの背面にある独自の拡張スロット、Springboardに、P-in Comp@ctを装着して使うためのアダプタで、これを利用することで、ケーブルレスで64kbpsの通信がVisorでできるようになる。開発元は大阪の株式会社ROID、発売元は東京のユニコテック株式会社。発売は12月後半を予定しており、価格は未定だが、5000円前後を目標としてコストを詰めているという。
Springboard拡張スロットの特徴のひとつがプラグ&プレイであることだが、このP-in Comp@ct用アダプタモジュールも、ドライバなどを自動的にVisor本体に読み込むため、簡単な設定をするだけでP-in Comp@ctを使った通信が利用できるという。このため、コンパクトフラッシュType IIカード用の汎用アダプタとしては利用できないが、P-in Comp@ctをノートパソコンなどで利用している人は、5000円の追加出費でVisorでもワイヤレスでPHS通信ができるのは朗報だろう。
(工藤 ひろえ)
2000/10/19 19:10
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