親しき仲にもプライバシーあり!“秘密”を守りたい家庭のためのフォトストレージ パナソニック「パーソナルメモリーマネージャー BN-SDPAP3

パナソニックの「パーソナルメモリーマネージャー BN-SDPAP3」

スマートフォンやデジタルカメラの高性能化で、誰もが簡単に高画質な写真や動画をバンバン撮りまくれる時代。食事時に、思い出に、記念に……と、あらゆる時、あらゆる場所で撮影した写真はどんどん増え続け、その大量のデータをどこに保管するか、どうやって管理するかに頭を悩ませる人も少なくないと思う。

人によってはパソコンにバックアップしたり、外付けHDD、あるいはネットワーク接続するHDD(NAS)なんかで定期的に整理していたりするかもしれないし、クラウドサービスを上手に活用している人もいるだろう。せっかく撮りためた思い出を、スマートフォンの残り容量が少ないからといってバッサリ捨て去るのはもったいないものだ。

ただ、自分1人で撮影したものであっても、自分だけで後から振り返りたい写真、仕事で必要な資料用の写真、家族や他の人にも見てもらいたい写真、などなど、いくつか目的や用途の異なるデータが混在するもの。だから、写真データの整理に当たっては「残したい・いらない」で分類するより、どちらかというと「自分だけで見たい・共有したい」という基準で分類する方が合理的だったりする。

そんな風に、自分だけが見える形で管理したいものと、家族の間で共有したいものという2パターンで安全かつ実用的にデータ整理できるのが、パナソニックの「パーソナルメモリーマネージャー」だ。

SDカードを差し込むだけ、スマホから接続するだけでデータ転送

パーソナルメモリーマネージャーは、スマートフォンやデジタルカメラで撮影した写真・動画の整理に便利なアイテム。手のひらサイズのコンパクトで軽いボディに、内蔵32GBストレージ、SDカードスロット2基、バックアップ用USBポート、LANポートなどが用意され、家庭内LANに有線接続するかWi-Fiでワイヤレス接続して使用する。

  • 自宅の書斎(?)スペースにパーソナルメモリーマネージャーをさりげなく設置

  • 細身で末広がりなパーソナルメモリーマネージャー

活用方法としてはいくつか考えられるが、最も簡単な手順は、デジカメのSDカードを本体正面のSDカードスロットに差し込み、本体てっぺんにある「Fn」ボタンを押す、というもの。これだけでSDカード内の写真と動画(対応フォーマットはJPEG/MP4/MOV)が一括で内蔵ストレージにコピーされる。

正面のSDカードスロットにメモリを差し込むだけで、写真・動画を本体に取り込める

内蔵のストレージに保管された写真などは、専用のスマートフォンアプリから閲覧できる。また、この専用アプリを使って、スマートフォン内の写真・動画をパーソナルメモリーマネージャー本体に転送することもできる。

専用のスマートフォンアプリでは、端末で撮影したものを選んで転送できる

ただ、内蔵ストレージが32GBとやや心もとないこともあり、本体へのデータ保管がパーソナルメモリーマネージャーのメインの使い方ではない。本体底面にあるもう1つのSDカードスロットを使うことで、スペック上は最大128GB(筆者が確認したところでは512GBのSDXCカードも使用可能だった)までストレージを追加(拡張)することが可能ではあるけれど、遠くない将来に一杯になってしまうことだろう。

内蔵ストレージ拡張用のSDカードスロットは本体底面にある

スペックシートでは128GBまでとなっているが、試したところでは512GBのSDカードも利用できた

ではどういった使い方に向いているのか。注目したいのは「クラウドサービス」と「マルチユーザー機能」だ。パーソナルメモリーマネージャーは、OneDrive、Google ドライブ、Dropboxという3大オンラインストレージサービスに対応しており、いずれかのサービスのアカウントを専用アプリ上で登録してログインしておくと、パーソナルメモリーマネージャーに保存した写真・動画が自動でそのオンラインストレージにアップロードされるようになっている。

  • OneDrive、Google ドライブ、Dropboxの3つのオンラインストレージサービスに対応している

  • 明るくなっているのが現在選択中のサービス。取り込んだ写真・動画はこのサービスに自動アップロードされる

もう一方のマルチユーザー機能は、専用アプリ上で複数のユーザーアカウントを作り、個別のユーザー専用「フォルダー」を扱えるようにするもの。アカウント名とパスワードでログインし、スマートフォンからデータを転送すると、最初は全てそのユーザーの専用フォルダにコピーされる。専用フォルダの中身は他のユーザーからは一切見ることができない、という仕組みだ。

ユーザー個別の専用フォルダは、他のユーザーが見ることはできない

ちなみに、SDカードを差し込んで転送した写真・動画は、どのユーザーアカウントでも閲覧できる「共有フォルダー」に保管される。したがって、1人のユーザーは自分用のフォルダと共有フォルダの2つを使い分けることができる。

  • 専用フォルダから「共有フォルダー」にコピー

  • 他のユーザーと共有できるようになる

「クラウド」と「マルチユーザー」の合わせ技が生きるツール

クラウドサービスとの連携とマルチユーザー機能によって、パーソナルメモリーマネージャーが家庭向けの写真・動画整理ツールとして大いに役立つのである。

具体的には、たとえばお父さんがスマートフォンで撮影したプライベートと仕事の写真・動画を、まずはアプリを使ってまとめてパーソナルメモリーマネージャーに転送する。その後、お父さんがアップロードしたものは個別のユーザー専用フォルダにコピーされるので、他のユーザー(お母さんや子供)にも見せたい写真がある時は、その中から選んで共有フォルダに移しておく。

そうこうしている間に、転送した写真・動画はあらかじめ登録しておいたオンラインストレージに全て自動アップロードされる。万一スマートフォンが故障してしまったり、誤ってデータを削除してしまっても、クラウド上には残っているので安心だ。スマートフォンやパーソナルメモリーマネージャーのストレージを節約するために、アップロードしたものをあえて端末から削除しておくのも手だろう。

しばらくしてからOneDriveにアクセスしてみると、転送したファイルは全てアップロードされていた

お母さんも、自身の趣味で撮影したものや子供の写真なんかをパーソナルメモリーマネージャーにまとめてアップロードし、他のユーザー(お父さんや子供)に見せたい写真があれば共有フォルダにコピーする。こうすればお父さんが共有フォルダに入れた写真・動画と、お母さんが共有フォルダに入れた写真・動画が統合され、家族の共有アルバムができあがるという寸法だ。

連携するオンラインストレージのアカウントはユーザーごとに登録できるので、クラウド上で複数ユーザーのプライベートなファイルが混在するようなことはない。スマートフォンやタブレットを使う子供がいる家庭でも、子供用のユーザーアカウントを用意しておけば、お父さんお母さんと同じように活用できるはずだ(各クラウドサービスの使用年齢制限は確認する必要がある)。

パーソナルメモリーマネージャーは家族の“絆”を深める

というわけで、パーソナルメモリーマネージャーを使うと、大切にしたいプライベートな写真・動画を自分のストレージスペースやクラウドへ簡単にアップロードでき、それと同時に家族みんなで共有して見せ合いたいデータをいつでも閲覧可能な状態にしておける。言い換えると、親しい間柄でもプライバシー保護についてしっかり対策でき、オンライン・オフラインを問わずデータを集中管理するハブ的な役割を果たすのが、パーソナルメモリーマネージャーということになる。

大容量のNASを導入したはいいけれど、設定ミスでファイルが混在し収集がつかなくなったとか、他の人に見せるつもりのないものが共有状態になっていた、なんてトラブルもよくある。また、NASの場合は家族の誰かが「管理者(admin)」になる必要があり、プライバシーや運用面での懸念も出てくる。

その点、パーソナルメモリーマネージャーなら「管理者」の概念もなく、ユーザーそれぞれの権限が平等だ。難しい設定や操作はほとんど不要で、家族のみんながフルに活用しやすいのもメリット。安易に大容量HDDに頼る前に、パーソナルメモリーマネージャーが家庭のストレージの悩みに対する解決策にならないか、検討してみてはどうだろう。

(Reported by 日沼諭史)

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