【特別企画】

文句なしのフラッグシップモデル、
ついに日本上陸

活動的になれる頼もしいスマートフォン「HUAWEI Mate 9」レビュー

速い! 綺麗! 楽しい! だから今すぐ欲しい!

こういう仕事をしていると、こうして一足早く新端末を触る機会に恵まれるわけですが、今回ご紹介する「HUAWEI Mate 9」(以下、Mate 9)は、触った瞬間、久々に物欲ゲージが振り切れるかと思いました。

なんせ高級感があって、性能バッチリだから。Mate 9が我が家に来てからというもの、読むわ撮るわ見るわで、片時も手放せないのです。なぜならすごく速くて、綺麗で、見やすくて、スタミナもあって、使っていて気になるところゼロだから。

ファーウェイの最新フラッグシップモデル「HUAWEI Mate 9」が待望の日本発売!

これを持ってどこか行きたい! 今ならみんなで鍋料理食べにいってるところがいいかな。美味しい料理と笑顔を撮りまくりたい。撮って即シェアしたい。

そう。Mate 9はとてもいい雰囲気の写真も撮れる。そんじゃそこらのカメラじゃ撮れないような印象深い写真がいとも簡単に撮れるんです。それを大きな画面で見られちゃうわけです。

我慢できないから先にお伝えすると、「HUAWEI P9」でおなじみの擬似ボケ機能「ワイドアパーチャ」で「ズームが使えるようになった」んですよ。広大な風景からストリートスナップ、大好きな人のポートレート、美味しいご飯やセッティングなどのテーブルフォトまで、どんなシーンもこれ1台で撮れるようになりました。ワイドアパーチャのうっとりするようなボケ味が、もっといろんなシーンに生かせるようになりましたよ!

というわけで、どれだけすごいかをもう少し詳しくご説明しましょう。

ブラックにLeica ロゴの赤が映えるパッケージ

サイズ、スピード、そして抜群のスタミナが頼もしい

Mate 9のディスプレイは、5.9型(1080×1920ピクセル) IPSディスプレイです。5.9型というとかなり大きなイメージを持つかもしれません。サイズは78.9(幅)×156.9(高さ)×7.9(奥行き)mm。しかし狭額縁なうえに、側面がなめらかなラウンド形状をしているので、女性の手でも十分使いやすいグリップ感を実現しています。5.5インチクラスのスマートフォンとほとんど変わりません。

ボディは金属製。背面と側面はなだらかにラウンドしています

エッジの処理も美しい

ディスプレイは狭額縁

USB type-C端子を搭載

5.9型の大画面ですが、狭額縁なため片手でも保持できます

画面が大きくなったことで、文字を読むストレスがかなり軽減され、いろんなものが見やすくなりました。おかげで、ニュース記事や電子書籍をじっくり読むようになりました。地味に嬉しいのはスケジュールアプリ。月表示もひろびろしていて、予定を俯瞰しやすくなりました。

動作にキレがあるのもMate 9の特徴です。画面もアプリもサッ!サッ!と動き、スピーディに反応してくれます。ハードめな位置情報ゲームの動きも良好です。

これは、「HUAWEI Kirin 960」という最高峰のSoCと、4GBのメモリを搭載していることによるもの。特に世界初のCortex-A73 CPUコア採用のチップセットが、CPUパフォーマンスを18%アップさせ、電力効率15%アップさせているといいます。さらに同じく世界初のMali-G71採用のオクタコアGPUがGPUパフォーマンスを180%アップさせ、電力効率を40%アップも上げているとか。

最新チップセット、Kirin 960を搭載

難しいチップセットの名前よりも、もうこのレスポンスがすべてでしょう。Mate 9の体感スピードに不満を抱く方はいないはずです。

とはいえ、しばらく使っているうちに多くのアプリをインストールしてしまい、知らないうちに動作が遅くなるというのはありがち。そんなときでもMate 9は機械学習アルゴリズムがユーザーの利用状況を把握。よく使うアプリにリソースを優先的に配分するなど、常にシステムパフォーマンスを改善し続け、その上、新採用のファイルシステムのおかげでファイルの断片化も解消できるそうです。

加えて、メモリ消費量の多いアプリの警告をはじめ、メモリのクリーンアップアプリを標準で搭載。ウィルススキャン機能もあり、常に最適なパフォーマンスを維持できます。

常に端末の環境を最適に保てる「端末管理」アプリ

メモリのクリーンアップ機能

ロック画面のクリーンアップ機能

ストレージは64GBですが、microSDスロットは256GBのメモリーカードをサポートしてるので、合計で最大320GBの容量を使えるようになります。とにかくカメラがすごいMate 9なので(カメラについては後述)、写真や動画の撮影回数が増えることは間違いなし。メモリーカード側で256GBも使えたら、写真も動画も音楽も、あらゆるコンテンツが保存できて、楽しさがとぎれることはないはず。

スマートフォンの利用中に気になるのはバッテリー残量ですが、ここもすごい。なんとバッテリー容量は4000mAh。前述の最新チップセットの効果もあって、約2日間のバッテリー持ちを実現しています。

バッテリー容量は増えれば増えるほどフル充電にかかる時間が気になるわけですが、Mate 9は4.5V/5Aの超急速充電をサポートしているため、安全設計により発熱も抑えつつ、20分で1日持つくらいの充電ができます。夜、寝てる間にバッテリーを充電し忘れても、朝食時、もしくはカフェでちょっと休憩しているわずかな充電時間で1日乗り切れてしまうわけです。

見やすさといい、容量といい、あらゆるスピードといい、頼もしいと言わざるを得ません。

充電速度を大幅アップさせつつ、電圧・電流・温度をリアルタイムでモニターするなど安全性にも配慮した設計に

Leica ダブルレンズカメラが第2世代になって進化点ぞくぞく!

Mate 9を使い始めると、今持っているレンズ交換式の一眼カメラを家に置いていきたくなるかもしれません。雰囲気のある写真が撮りたくて、はじめてレンズ交換式の一眼カメラを買おうとしていたなら、買うのを止めてしまうかもしれません。それくらいMate 9のカメラ機能は魅力的です。特にMate 9では、「HUAWEI P9」で初採用されたLeica ダブルレンズカメラが第2世代になったことで、より表現力が豊かになりました。

最近のファーウェイ端末のカメラ機能を語るうえで欠かせないキーワードが、世界に誇るカメラブランドのLeica とコラボしたレンズ「SUMMARIT H 1:2.2/27 ASPH」を使った「Leica ・デュアルレンズ」と、魅力的なボケ味を生み出す「ワイドアパーチャ」、Leica らしい色表現を実現する「フィルムモード」、そして「4-in-1ハイブリッドフォーカス」「光学手ブレ補正」の4つです。これらがセットになると、なんとも味わい深い、美しい写真を生み出せるようになります。

ファーウェイとLeica が共同開発したダブルレンズカメラ

背面を見ると、F値2.2のレンズが縦に2つ並んでいるのが分かります。上が2000万画素のモノクロセンサー、下が1200万画素のRGBセンサーです。それぞれで撮影した情報を組み合わせることで、繊細なディテールの描写と、色調豊かな表現を実現できます。具体的には、従来モデルよりディテールの描写力が50%アップしているそうです。

「4-in-1ハイブリッドフォーカス」とは、像面位相差 + コントラスト + レーザー + デプスの4つのフォーカスのこと。ここにさらに「光学手ブレ補正」が加わることで、暗い場所でも被写体との距離を正確にとらえ、素早いフォーカスを実現し、ブレのない写真が撮れます。

モノクロセンサー側の2000万画素を活かした新機能が「ハイブリッドズーム」です。1200万画素で撮影時、モノクロ側のオーバースペックな画素数を活かして、劣化を最小限に抑えてデジタルズームを行うことができます。

ハイブリッドズームの使用例。ズーム後の写真も解像感が維持されています

もうひとつ、ダブルレンズならではの機能が「ワイドアパーチャ」です。「ワイドアパーチャ」とは、デジタル絞りによりレンズ交換式の高級カメラで撮影したようなボケ味が出せる機能。撮影中だけでなく、あとからピントの位置やボケ味を自在にコントロールできるというのが特徴です。そのボケ具体は、最大でF0.95相当。F0.95の世界というのは、実際のカメラでもなかなか手に入らないという点で、大きな魅力になっています。

この端末を買ったら絶対おすすめのワイドアパーチャ。画面のアイコン1タップでオンに

背景のボケ具合を画面を見ながらスライダーで調整

そのボケ味は、単に背景をデジタルでボカしたというものではありません。とろけるような濃厚な味わいに驚かされます。風景や物を撮るとその効果が分かりやすいですが、特に人物を撮ったときの存在感は格別! 思わず人に見せたくなることは間違いありません。

ワイドアパーチャを使用することで、このように「トロリ」とした背景ボケを表現できます

Leica ダブルレンズカメラ搭載の「HUAWEI P9」から今回の「Mate 9」になって、カメラ機能の進化で特に嬉しかったのは、ワイドアパーチャ機能使用時に27mmから54mm相当(35mm換算)のズームが使えるようになったこと。また、「フィルムモード」がフロントから直接切り替えできるようになったこと、そして撮影画面上で露出補正ができるようになったことです。

ワイドアパーチャを使いながらの光学2倍ズームが可能に! 右側にあるのがズームスライダー

ワイドアパーチャ機能を使いながら、明るさの調整も自在に!

2倍に拡大することで、広角レンズ特有の被写体のゆがみを抑えて、人の目と同じくらいの世界を再現しつつ、トロリとしたボケ味をプラス。特に被写体がテーブルの上のものなど、比較的至近距離にあるという方にはもってこい。ボトルやグラスも、より自然に撮影できるでしょう。

そして欠かせないのが撮影中の画面上部にある「フィルムモード」です。「鮮明な色」または「ソフトな色」を選ぶだけで、独特の色みと周辺の光量落ちにより、あらゆるものを幻想的に見せてくれる魔法のような存在。ワイドアパーチャ機能との相性は最高なので、写真が上達したい方はぜひとも積極的に活用したい機能です。

フィルムモードオフ。フィルムモードが搭載されているのは、Leica とのコラボ端末だけです

フィルムモードオン。赤みと影がプラスされて雰囲気アップ

フィルムモード「鮮明な色」で撮影

フィルムモード「ソフトな色」で撮影

このほか、フロントカメラはF値1.9の800万画素で、10段階の美肌効果を実現し、誰でも綺麗になれる「ビューティーモード」や、大勢の中で自分の顔だけ認識して、美肌に仕上げてくれる「パーフェクトセルフィー」も搭載。

シャッタースピードやISO感度、ホワイトバランスを個別に調整できる「PRO」モードも1フリックで切り替えできます。

また、美しい4Kビデオ映像も撮影可能になりました。高画質を保ったまま、ファイルサイズを圧縮できるH.265技術より、ビデオクリップサイズを最大50%圧縮してくれるので、気兼ねなくトライできるでしょう。

カメラの設定メニュー

選択できる撮影モード

筆者による作例集

大画面を二分割して活用。ストレスフリーな使い心地もたまらない

迷わず使えるクセのない素直なインターフェースと、痒いところに手が届く気の利いた機能の数々もMate 9をより頼もしくしています。

背面の指紋センサーは、指を乗せた瞬間約0.4秒でロックを解除。端末を持つだけですぐ使い始められる優秀な機能です。

カメラの下にある凹みが指紋センサー

ロック解除後に表示される画面のインターフェースには「Emotion UI 5.0」が採用されています。これまでのフィードバックをもとに「使いやすさ」が追求されているため、操作もわかりやすく、ホールド時の誤操作も抑えられていて好印象。

インストールしたアプリのアイコンはすべて自動的にホーム画面に並びますし、「アイコンの削除=アンインストール」なので、消したはずアプリがまだあったということがありません。アイコンの順番を入れ換えたいときでも、ホーム画面内にアイコンが一杯でも、長押しからのドラッグで自動的にアプリの順番が変わります。

そんなこと当たり前と思うかもしれませんが、自分が想定外の反応を返してくるインターフェースは結構あり、ちょっとした違和感が積もって使いにくい印象を作り上げていくのです。しかし「Emotion UI 5.0」にはそれがありません。

環境を管理するアプリも、わざわざ探していれる必要はありません。前述のメモリーのクリーンアップアプリやウィルススキャン機能をはじめとして、使っているうちに必ず必要になってくるファイル管理アプリや、メモリー管理に欠かせない端末管理アプリは標準で用意されています。しかもこれが使いやすい!

ファイル管理アプリ

こんな電卓ファーウェイだけ? というお気に入りの電卓。計算履歴が表示されるので打ち間違いがすぐ分かり、たいへん重宝しています

「目的地にいくのに、もらったメールをみながら地図でルートも確認したい」「動画を見ながら友達とチャットしたい」「ニュースを見ながらメモを取りたい」というときは、画面を上下2画面に分割して、2つのアプリを同時に使える「ダブルウィンドウ」も便利。上に表示したいアプリを起動させたら、画面の中央を指の関節で横に線を引くだけ。空いた下画面のアプリを起動すれば、5.9インチの大画面を生かした使い方ができます。(画面分割に対応していないアプリもあります)

2画面なら、レシートみながら電卓で計算も

これらはどれも派手ではないけれど、自然に使えてじわじわ効いてくるものばかりです。当たり前だと思われることを、当然のようにできるって結構貴重なんです。

Mate 9さえあればどこでも快適!

Mate 9は、カメラの進化も含め、次はこうなったらいいなあと思っていた部分がすべて盛り込まれていました。もしかしたら、ファーウェイ史上最強の端末になったんじゃないでしょうか。こんなハイスペックな端末がSIMフリーで使えるようになったなんて、ユーザーとして幸せ以外の何ものでもありません。

製品購入日から90日間以内に発生した液晶破損は1回に限り、無償で修理してもらえる特典付き

SIMフリーなので、もちろん日本のみならず海外でも使えます。実はMate 9はSIMカードが2枚セットできる「デュアルSIM」で、LTE+3G同時待受対応しています。SIMカードの抜き差しの手間が減るだけでなく、2つの電話番号から同時に通話やSMSの待ち受けができて楽ちん。セカンダリーSIMは7つのWCDMAバンドと4つのGSMバンドをサポートしており、世界217の国と地域、1334の通信事業者が利用できます。

Mate 9の気になる市場想定売価は60,800円(税抜)で、ファーウェイ・オンラインストアほか、イオンモバイル 、エキサイトモバイル、DMM mobile、楽天モバイルなどMVNO、家電量販店やECサイトなどで購入できます。また、Mate 9は特別に、90日間の液晶破損補償が無料で付属します。

もしかしてこの年末年始、旅行を計画されていますか? だったら旅のパートナーに選ぶべきはスタミナもあって写真も綺麗な頼もしいMate 9でしょう。きっとすばらしい旅の思い出を残せるはずです。写真を撮るときは、ワイドアパーチャとフィルムモードをお忘れなく!

カラーバリエーションはムーンライトシルバーとシャンパンゴールドの2色

12月はHUAWEIイベント目白押し! Mate 9も触れる!

HUAWEI Presents 星のイルミネーション

東京の美しい景色を占有できるスペシャルシートでゆったり! 「ファーウェイ タッチ&トライ ラウンジ」を開催!

煌めく夜景が一望できる東京シティビュー内スカイギャラリー3にて「ファーウェイ タッチ&トライ ラウンジ」を開催。スペシャルシートでリラックスしながら高音質のファーウェイ タブレット製品を試用可能。J-WAVEオリジナル音源の試聴や、ファーウェイ オンラインショッピングを楽しめる。また同エリア内には巨大クリスマスツリーが設置され、ファーウェイ製品の高機能なカメラで思い出の一枚を撮影して持ち帰ることが可能。

開催期間 : 2016年11月23日(水)~2017年1月29日(日)
※新商品のタッチ&トライは12月14日(水)~12月25日(日)

HUAWEI Brand Experience CAFÉ

ROYAL GARDEN CAFÉ 青山でファーウェイ製品のタッチ&トライができる「HUAWEI Brand Experience CAFÉ」を開催。

雑誌「ViVi」コラボ : 12/12~12/18

HUAWEI クリスマスプレゼントキャンペーン

1カ月毎日チャレンジ! プレゼント対象製品のいずれか1点プレゼント! クリスマスに合計50名様にお届け!

期間 : 11月22日(火)~12月21日(水)

各イベントの詳細はCLUB HUAWEIでチェック!