特別企画

お蔵入りスマホを蘇らせる、エキサイトモバイルの“ふっかつのSIM”

格安&複数枚SIMだからこそできる“強くてニューゲーム”な7つの活用法

多数のMVNO事業者が格安SIM、格安スマホをめぐってしのぎを削り、ユーザーニーズに応える多彩な料金プランを提供している。そんななか、きめ細かな料金体系と複数枚SIMでユニークさをアピールしているのがエキサイトモバイルだ。

毎月使ったデータ通信量の分だけ支払う「最適料金プラン」では、低速通信だけなら月額たった500円から利用可能。高速通信時でも100MB/500MBに加えて1~15GBまで1GB刻みで料金設定されているなど、細かすぎるプラン設定が目を引く。また、一般的にはSIM 1枚のみの契約となるところ、SIM 3枚コースや、さらにSIMを追加して最大5枚まで利用できるオプションも用意している。

最適料金プラン
高速データ通信料
(月あたり)
1枚コース 3枚コース
1GB
低速通信のみ
500円
~100MB 1,050円
~500MB 630円 1,100円
~1GB 660円 1,180円
~2GB 770円 1,340円
~3GB 880円 1,550円
~4GB 1,150円 1,780円
~5GB 1,450円 1,890円
~6GB 1,600円 1,950円
~7GB 1,900円 2,100円
~8GB 2,120円 2,190円
~9GB 2,200円 2,380円
~10GB 2,380円 2,540円
~11GB 2,830円
~12GB 3,100円
~13GB 3,450円
~14GB 3,790円
~15GB 3,980円
※料金はすべて税別です

音声通話のプランもあるので、できるだけ月額料金を抑えつつメイン回線として使用するのもいいのだけれど、これだけ細かく、安価なプランがあるのなら、メイン回線とは別のセカンドSIMとして使うのもアリではないだろうか。

新機種に変えて使わなくなった過去のスマートフォンでも、エキサイトモバイルのSIMを差し込めばセカンド端末としていろいろと使い道が広がりそうだ。お蔵入りしているスマートフォンを蘇らせるそのSIMは、まさしくふっかつのじゅ……じゃなくて、“ふっかつのSIM”と言えるかもしれない。どんな用途が考えられるか、7パターンのユースケースをシミュレーションしてみよう。

“ふっかつのSIM”を試してみよう

その1 通勤やツーリングに自転車を使うサイクリスト必須のサイクルコンピューターに

Google マップなどによる詳細な地図が使えて、ナビゲーションもでき、自転車に取り付けたケイデンスセンサーや車速センサーなどの周辺機器と連携できるスマートフォンは、高性能なサイクルコンピューター(サイコン)として利用できる。

メイン端末をそのまま使うのももちろんOKだが、それだと乗り出すたびに周辺機器との接続を確認しなければならなかったり、そのための端末設定変更の手間(バッテリー消費を考慮してオフにしていたBluetoothをオンにするなど)が発生することも考えられる。また、朝の通勤でたっぷりサイコンとして使ったがために、昼や夕方の時点でスマートフォンのバッテリーが全然残っていない……なんて困った事態になることもありそうだ。

サイクルコンピューターとしてスマホを活用するケースでは、低速、小容量でも十分に動作

しかし、セカンド端末をサイコン化すれば、一度決めた周辺機器に関連する設定は何も変える必要がないからすぐに使い始められる。自転車の保管場所が屋内で盗難の恐れがないなら、自転車のスマホホルダーに付けっぱなしにしておいてもいいくらいだ。

もちろんサイコン以外には使わないわけだから、バッテリー消費を気にする必要もそれほどないだろう。LTEでデータ通信できる状態だと、地図の現在位置表示がより正確になるのも利点だし、地図表示くらいなら低速通信でも十分にカバーできそうだ。

自転車なら渋滞をものともせず、快適に移動できる。フィットネスも兼ねて、スマホとセンサーを連携させつつ記録も残したい

その2 “わずらわしい”電話機能などを排除して「位置ゲー」専用端末に

最近は落ち着いたとはいえ、相変わらず人気の「Pokémon GO」。そのベースとなった陣取りゲーム「Ingress」も含め、いわゆる「位置ゲー」と呼ばれるスマートフォンゲームは、ご存じのとおりバッテリー食いだ。電話やメール、Web閲覧など、ゲーム以外の機能でバッテリーを消費してしまうのが「もったいない」と思ってしまうほど。

セカンド端末でプレーすれば、当然ながらそういったゲーム以外の“わずらわしい”機能をオフにしたり、使わないようにしてもOK。その分ゲームに消費できるバッテリー容量が増える、というわけ。こういったゲームもそれほど高速な通信は必要ないので、やはり低速通信でまかなえる可能性が高い。

セカンド端末をPokémon GOのような位置ゲー専用機にすれば、ついついゲームに夢中になってしまってもバッテリー切れで電話できない、といったトラブルも防げる

また、Pokémon GOのプレーにおいては正確で高速な位置情報の取得とスムーズなグラフィック描画が重要だったりするように、ゲームによっては「最適」とされる機種があるのも事実。そのゲームを快適にプレーできる今の機種から変更したくない……という人もいるはずだ。

しかし、その機種をセカンド端末にして安価なエキサイトモバイルのSIMにしておけば、メイン端末にはゲーム性能を除いた自分好みの機種を選べる、という考え方もできる。スマートフォンを2台持ちすることで、メイン端末1台だけでは得られない快適なゲームライフ、スマホライフが送れるのだ。

その3 常時テザリングでモバイルルーター代わりに

セカンド端末になりそうな古い機種は持っているけれど、今となってはあまりに性能が低くてゲームやアプリに使いたいと思えない……という場合はどうすればいいだろうか。そんな時に筆者がおすすめしたいのは、テザリング専用端末にする、というもの。

他の端末から、ネットワーク接続可能な別の端末を通じてインターネットにアクセスできるようにするテザリングは、特にWi-Fi接続しかできないPCやタブレットを使っているユーザーにとって便利な機能だ。セカンド端末をテザリングの専用端末にするということは、いわばモバイルルーター代わりにする、ということでもある。

モバイルネットワークに直接接続できないPCでは、テザリングがある意味生命線のようなもの

このテザリング機能も、オンにしているとバッテリー消費はそれなりに大きい。メイン端末で使用するなら通信の必要がある時だけこまめにオン・オフしたいところだが、セカンド端末をモバイルルーターにしてしまうなら、常時テザリングオンでもあまり気にしなくて良さそうだ。

ただし、常時オンにしていると、接続しているPCが不意に大容量の通信を始めてしまう可能性がある点には注意しよう。ヘビーユーザーなら、1カ月間に20GBを超えるデータ容量の設定がある「定額プラン」を検討したい。

不意に大容量の通信が発生してしまうこともある点に注意。その場合はセカンド端末上でテザリング(iPhoneではインターネット共有)をオフにしよう

定額プラン
高速データ通信料
(月あたり)
1枚コース 3枚コース
1GB 670円 1,260円
2GB 770円 1,450円
3GB 900円 1,680円
9GB 2,250円 2,460円
20GB 3,980円 4,480円
30GB 5,980円 6,580円
40GB 7,980円 8,580円
50GB 10,180円 10,680円
※料金はすべて税別です

その4 クルマ移動時に子どもを楽しませる、動画再生用エンタメ端末に

筆者の家庭もまさにそういう時期なのだが、小さな子どもと一緒にクルマで移動する時に一番困るのが、子どもがすぐにクルマに飽きて騒ぎ出してしまうこと。世の中には辛抱強い子どももいるだろうけれど、長時間じっと同じ姿勢でいなければならないのは、大人でもつらいし、子どもにとってはなおさらだろう。

こういう時、実はスマートフォンやタブレットで動画を見せるのが、子どもの気をそらすのに最も効果的だったりする。今のところモバイルネットワーク接続機能をもつクルマは少ないので、エキサイトモバイルのSIMをセットしたセカンド端末をクルマに常備しておき、子どもが騒ぎ出しそうなタイミングでNetflixやHulu、Amazon プライム・ビデオなどの定額動画配信サービスのコンテンツを見せる、というのがスマートだ。

子どもをクルマに乗せた時の動画専用機としても活躍する

とはいえ、動画コンテンツとなると高速データ通信容量をあっという間に消費してしまう。なので、自宅の固定回線で子どもが見たがりそうなコンテンツをあらかじめダウンロードしておくのがおすすめ。クルマのなかではできるだけダウンロード済みのコンテンツを見るように“誘導”し、どうしてもそれ以外のものが見たいと子どもが言った時だけ通信すればいいだろう。

そういう意味で、定額動画配信サービスでダウンロード視聴可能なコンテンツが増えてきたのはありがたいところ。時々はYouTubeを見せたりもするのだが、動画をダウンロードできないことと、連続再生時に異なる内容の関連動画が自動再生されてしまうこともあって、定額動画配信サービスが一番安心できると感じている。

定額動画配信サービスではダウンロードできるコンテンツも増えてきた。移動時に視聴することの多い人には便利な機能だ

その5 こっそり子どものバッグに忍ばせ、迷子防止のGPSトラッカーに

子ども向けの機能が制限された携帯電話や、GPS機能をもつ小型デバイスが販売されていたりもするけれど、エキサイトモバイルのSIM+セカンド端末を使えば、それと同じような機能が簡単に実現できる。

合わせて使用するのは「Google マップ」アプリ。Google マップに最近新たに加わった「現在地を共有」機能を利用することで、端末の位置を互いに知ることができるようになった。つまり、自分が持つメイン端末と子どもに持たせるセカンド端末で現在地の共有をオンにしておけば、もしはぐれてしまっても最新の居場所がすぐにわかるというわけ。

Google マップに加わった、他の端末と「現在地を共有」する機能を活用

ただし、まだスマートフォンを使わせたくない年齢の子どもに、セカンド端末とはいえそのままスマートフォンを渡すとトラブルの元になる。子どもに背負わせるリュックサックのポケットなどに、いかにさりげなく忍ばせられるか、というテクニックが必要になりそうなのが難しいところだ。

子どものリュックサックにこっそりスマートフォンを忍ばせる。これで迷子になっても少しは安心だ

その6 複数SIMで、相手によってLINEアカウントを使い分ける時代に

通常のSIM「1枚コース」の他に、SIM「3枚コース」を用意し、オプション追加で1契約につき最大5枚までのSIMを使えるエキサイトモバイル。何枚ものSIMをどうやって使うの?なんて思うかもしれないけれど、オプションでSIM 1枚ずつに別個の電話番号を付与できるので、1人で複数台のスマートフォンを用途に応じて使い分けたり、家族みんなで使ったりするのにも最適だ。もちろん、別途オプションで音声通話も可能。

この「別個の電話番号を付与できる」というのが意外に重要なポイント。SMS付きのデータSIMを複数枚使う場合、その電話番号ごとにメッセージアプリであるLINEのアカウントも取得できるわけで、たとえばメイン端末とセカンド端末とで別のLINEアカウントを運用するのもOKなのだ。

メイン端末とセカンド端末でLINEアカウントを使い分けられるのは、複数枚SIMのアドバンテージ

「既読無視」がよく話題になるように、LINEは気軽に連絡を取り合って仲良くなれるツールであると同時に、事情があってコミュニケーションを取りたくない状況に一度でもなると、相手とつながっていること自体が「気まずい」関係に陥りやすいツールでもある。だったら最初からつながらなければいいのに、と思わなくもないが、知り合いに面と向かって「LINE教えて」と言われて断れる人はそう多くはないだろう。

でも、もしLINEアカウントが2つ以上あれば、家族や親しい友人とやりとりするためのメインアカウントと、あまり密には連絡しない同僚や同級生などとやりとりするサブアカウント、というように、分けて管理することができる。サブアカウント用のセカンド端末は、必要がなければ電源を切っておいてもいい。そうすれば、そもそも「既読無視」は発生せず、気まずい関係に発展することもない……かもしれない。

その7 デュアルSIMスマホなら、仕事とプライベートを1台で両立へ

複数枚のSIMを最も有効に活用できるスマートフォンが、デュアルSIM対応端末だ。2枚のSIMを同時に装着し、データ通信用のSIMと音声通話用のSIMを指定して使い分けたりできる。今や異なる電話番号の着信を同時に待ち受けられる「DSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)」対応機種もある。最近になってデュアルSIM対応のSIMフリー端末が増えてきているところだ。

SIMフリー端末はデュアルSIM仕様も増えてきた

使用するSIMをOS上で切り替える必要なく、常に2つのSIMの電話を受けられるDSDS対応機種は、一方のSIMを仕事用、もう一方をプライベート用と明確に切り分けることができ、メイン端末とセカンド端末の役割を1台のスマートフォンでカバーできるのがメリットだ。

エキサイトモバイルの場合、データ通信は容量が共用なのでどちらをデータ通信用にしても変わりはないが、先述の通り音声通話はSIM 1枚ごとに異なる電話番号にできるので、デュアルSIM端末をフル活用するのにも適したSIMと言える。3枚コースなら、2枚をメインのデュアルSIM端末にセットし、残りの1枚は今回紹介したような用途特化型のセカンド端末にセットして運用するのもアリだろう。

デュアルSIM端末のSIM設定画面。どちらのSIMでデータ通信するか、などを指定できる

細かく区分された月額料金と料金プラン、あなたにはどれが最適?

冒頭で述べたとおり、エキサイトモバイルの料金プランは細かく分類されている。高速な通信速度が求められないサイクルコンピューターやゲーム、子ども用GPSに使うなら、月額500円の低速通信でも満足のいくコストパフォーマンスが得られるはず。通信量が多くなっても、せいぜい1GBか2GBに収まる程度だろうから従量課金制の「最適料金プラン」をおすすめしたい。

モバイルルーター代わりや動画再生といった大容量かつ高速な通信が必要な用途では、通信容量が100MBや500MB、あるいは数GBといったレベルには収まらない可能性がある。そのため、過去のデータ通信量を振り返りながら、20GB以上の設定もある「定額プラン」をチョイスするという選択肢もある。

あとは使用するスマートフォンの台数に応じてSIM「1枚コース」にするかSIM「3枚コース」にするかを選ぼう。LINEをマルチアカウントで使いたい時やデュアルSIM端末を使う場合は、必然的に3枚コースとなる。データSIMの場合であれば1,050円~で、今回は音声通話のオプションも必要なので合わせると月額1,750円~になるが、それでも安価だ。今回紹介した用途それぞれで個人的におすすめのプランを挙げるとすれば、以下のようになるだろう。

用途 おすすめプラン コース 月額料金目安
1.サイクルコンピューター 最適料金プラン
(高速通信オフ)
1枚コース 500円~
2.位置ゲーム 最適料金プラン
(高速通信オフ)
1枚コース 500円~
3.テザリング 定額プラン
(20GB~)
1枚コース 3,980円~
4.子ども用動画再生 最適料金プラン 1枚コース 630円~
5.子ども用GPS 最適料金プラン
(高速通信オフ)
1枚コース 500円~
6.LINEマルチアカウント SMS付き
データプラン
3枚コース 420円(140円×3)+
1,050円~
7.デュアルSIM端末 音声通話+
最適料金プラン
or 定額プラン
3枚コース 700円(※)+
1,050円~
※料金はすべて税別です。音声通話は別途通話料がかかります

多くの用途が低速通信のみで運用できそうで、月額500円程度ならセカンド端末どころか、サード端末を追加してもいいのでは、と思えてくる。高速・大容量のデータ通信が必要な用途でも、通信量に応じた料金区分のパターンが多く、さらに定額プランもあるので、自分のやりたいことにマッチさせつつ、出費をできる限り抑えられるのがエキサイトモバイルの特徴だ。

もし、これから新しい機種に変更することを考えているなら、あるいはすでに古い端末が余っているなら、エキサイトモバイルによる自分なりのセカンド端末の活用をぜひ模索してみてほしい。

さあ、“ふっかつのSIM”を使って毎日の暮らしに新しい活用法を見出そう。
※記載されている商品名などの固有名詞は、 各社の商標または登録商標です。

エキサイトモバイルのSIM+端末セット

これからSIMフリー端末の購入を考えているならば、エキサイトモバイルのSIM+端末セットがおすすめ。下記のHUAWEI P10シリーズ、arrows M04、NuAns NEO [Reloaded] をはじめ、さまざまな端末が用意されている。

HUAWEI P10
SIM+端末セット
月額2,283円(税抜)~

HUAWEI P10 lite
SIM+端末セット
月額1,158円(税抜)~

HUAWEI P10 Plus
SIM+端末セット
月額2,658円(税抜)~

arrows M04
SIM+端末セット
月額1,336円(税抜)~

NuAns NEO [Reloaded]
SIM+端末セット
月額1,925円(税抜)~