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すずまり: NTTドコモ N706ie

N706ie

 今年のベストケータイとして選んだのはドコモの「N706ie」です。ベスト、というよりも、いろんな意味で印象に残ったケータイという感じでしょうか。

 実はコレ、自分で持っているわけではありません。かといって、身近な誰かが持っているわけでもないのです。今自分が所有しているのはドコモの「F-01A」と、ウィルコムの「WILLCOM 03」です。「WILLCOM 03」はスケジュール管理と、外出先での重要メール受信に毎日活躍しています。「F-01A」は念願かなっての防水+ウォーキングカウンター付きケータイ。音響効果(?)の高いお風呂で、好きなPVなどを再生したり、メールを書いたり、SNSをチェックしたりと楽しんでいます。

 それぞれ不満はあれど、まぁある程度納得して使えているわけなので、本来であればどちらかから選ぶのがスジというものかも。が、そこをあえての「N706ie」。

 なぜかいえば、手にとってみたとき「うちの母が次に機種変更するならこれだな」と直感的に感じたからです。さらには「これ、自分でも使いたいかも」と思えたこと。また、それがきっかけで、大人向けケータイの存在をかなり意識するようになり、ウォーキングカウンターの面白さ、待受Flashで楽しむことなどに興味を持つようになったからです。

 一時期流れたCMでは、小西真奈美さんが「ここちいいケータイは、いかがですか?」と語りかけてきましたが、まさにそのままのイメージです。そのフォルムからしてまさに二つ折りケータイの「N」らしい。奇をてらったところはなく、フツーなんですよね。素直なデザインです。だからいい。しかも軽いのに、スタミナは十分。

 しかも背面パネルの文字がデカイ! 好き嫌いはありそうですが、私個人としては十分アリです。“ローガンズ”な母でも十分読めるでしょう。メニューが全階層拡大もじ対応というのもいい。片手で開けられる「ワンタッチオープン」も便利です。これ、慣れると本当に手放せなくなりますから。キーサイズが大きい点もナイス。ヘンな言い方ですが「なにこれフツーにいいじゃん」と思ったのが「N706ie」。ただ、シートキーであるという部分に多少違和感は感じるんですが。

 消費カロリーに応じてさまざま食品が登場する待受Flashも気に入りました。実は母は夕刊配達歴二十数年のベテラン。歩数と移動距離は相当なものと思われます。もしこのケータイを持っていたら、楽しみながら充足感も味わえるのではないかと思いました。(さらに防水機能もあれば、雨の日の配達も安心!)

 ウォーキングカウンターは「F-01A」で利用中ですが、さりげなく歩行の励みになったりするんですよね。待受Flashと連動していると、端末を開くのが楽しくなるのです。そんなコンテンツの充実具合が気になりだしたのも「N706ie」を手にとってから。

 ちなみに、母が(みなに勧められて)ケータイを手にしたのは、嫁いだ妹の妊娠がきっかけでした。嫁ぎ先に気兼ねなく娘にコンタクトするには、ケータイのメールが一番便利な方法だったからですね。そこで誕生日に家族にプレゼントされて以来、ずっとNシリーズを愛用しています。当時、偶然にも家族がほとんどNシリーズだったというのが最大の理由。操作性が統一されていれば、分からないことがあってもサポートできますから。目的がハッキリしていたせいもあり、あっという間に通話、カメラ、メールを使いこなすようになりました。ケータイでメールを打つのは私より早いかもしれません……。

 確か過去に1度機種変更をしていますが、そのときも新しい操作を覚える自信はないということで、やはり「N」を選んでいます。ただ同時はそれこそ大人向けの端末はありませんでしたから、ちょっと型落ちしたワカモノ向けの端末の中から、より安く手に入るものをチョイスしていました。さすが家計を気にする年代だけあります。

 そんなN派の母ですから、次も当然「N」なら本人も安心というわけです。基本的な部分で操作性が変わらないというのは非常に大事なことではないでしょうか。慣れそのものが使いやすさにつながる部分もあります。ですからあえて“らしさ”を変えずに、やさしく進化させながら、ウルトラスタンダードなケータイとして今後もぜひ残していただきたいと思います。そんな思いをこめての「俺のケータイ of the Year」でございます。

 さて、問題は母が自分で積極的に機種変更するタイプではないということ。今の端末に不満を感じていることは知っていますが、お金がかかることはしたがらない(苦笑) 私のように割賦を重ねてまで変えようとするわけがありません。本人に触らせて、気に入ったようなら家族でプレゼントするかな? というが現在のプランです。


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【選出機種一覧】
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2008/12/26


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