Androidゲームアプリランキング（3月14日～3月20日）

　圧倒的な1位を獲得した「グランブルファンタジー」。とりあえず知らない人のために制作に関わっている方々を紹介して凄さを伝えようと思います。

　まず、このゲームが生まれるきっかけは、Cygamesが皆葉英夫氏とゲームを作りたい！　という思いからはじまったのです。皆葉氏とはFF5やFF9のアートディレクターを務めた方で、本作のキャラデザを担当しています。皆葉氏のイラストができ、ゲームはそこから肉付けされたというこで、キモは「絵」です。

　その流れで、サウンドディレクターにはファイナルファンタジーシリーズの大半の曲を手がけた植松伸夫氏もゲーム開発に参戦。アイリッシュ音楽をテーマにした壮大さ伝わるBGMに仕上がっているぞ。

　さらにさらに！　声優には平田広明氏（ラカム役）長谷川明子氏（マリー役）伊藤かな恵氏（スツルム役）加藤英美里氏（シェロ役）などを起用。キャラの一挙手一投足にもキレのある効果音がついていてホントにブラウザゲームかというクオリティだ。

　気になる負荷についても快適に遊べるように、読み込みの速い軽量版と通常版の2モードが用意されている。完璧だ……。

　唯一悔しいのは、私の持っているドラクエスマホ端末ではサウンドは対応していないという点。涙ちょちょぎれるぜー。ゲームの詳しい内容はレビューを読んでくれ！

　販売数では1位のドラクエ8を超えたものの、売上ランキングのため2位に甘んじた本作。数あるケムコシリーズの中で一番の出来という声もちらほら。必殺技の名前を変更できたり、掛け声を決めたりできる新機能が搭載されたのが激アツ。ストーリーは目の前でデジャブな現象が起きることに疑問を抱き、「もう一人の自分」の存在を意識していく謎めいたストーリーに仕上がっている。