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和歌山の観光地に無料Wi-Fi展開へ、県やNTT西日本が協定

 NTT西日本和歌山支店、NTTメディアサプライ、NTTブロードバンドプラットフォーム(NTTBP)は、和歌山県と「和歌山フリーWi-Fi大作戦」を推進することで協定を締結した。

 和歌山県では、海外からの観光客の増加、今秋の国体開催を踏まえて、県が保有するスポーツ施設や文化施設を中心に、民間の無料公衆無線LAN(Wi-Fi)スポットを整備する方針。4月まで公募を行っていたが、今回、そのパートナーとしてNTTグループが協定を締結した。これにより、和歌山県内の民間・公共施設でWi-Fiスポットを拡大し、外国人観光客などにとっても使いやすい環境を整える。

 NTT西日本がアクセスポイントの整備、NTTメディアサプライがWi-Fiサービスを提供し、NTTBPはJapan Connected-free Wi-Fiのアプリを提供するほか、無料Wi-Fiの利用動向をとりまとめる。今後は、観光振興など地域活性化に向けた取り組みも進めていく。

関口 聖