auの災害用伝言板が「Googleパーソンファインダー」などと連携
KDDI、沖縄セルラーは、3月11日より、災害時に安否情報の登録や検索が可能な「災害用伝言板サービス」を拡充する。新たに「Googleパーソンファインダー」「NTT東西災害用ブロードバンド伝言板(web171)」のリンクが掲載される。
auの「災害用伝言板サービス」において、グーグルが災害時に提供する安否確認サービス「Googleパーソンファインダー」や、NTT東日本およびNTT西日本が提供する「NTT東西災害用ブロードバンド伝言板(web171)」へのリンクが追加される。大規模災害が発生した際の安否確認手段が拡充される。
「災害用伝言板サービス」には、auのポータルサイトからアクセスできる。また、auのスマートフォンの場合、auマーケットまたはApp Storeから「災害用伝言板アプリ」「au災害対策アプリ」も利用できる。
なお、NTTドコモは2月23日、ドコモの「災害用伝言板」と「Googleパーソンファインダー」との連携を発表している。「災害用伝言板」の中に名前を検索するフォームを設けられ、「Googleパーソンファインダー」の検索結果が表示される。
このほか、3月7日より、「Google災害時ライフラインマップ」において、auの携帯サービスの復旧状況を通知する復旧エリアマップの情報が提供されるようになった。グーグルでは、東京ガスよりガス復旧エリア情報の提供も受けている。これまで通り、本田技研工業の自動車通行実績情報マップも提供を継続する。
なおグーグルでは、災害時にのみ提供されるパーソンファインダーを3月11日に試験的に稼働する。災害情報をまとめたWebサイトも常設する。
2012/3/7 12:38