ベネッセ、震災を受けて「非常時の子育て情報サイト」開設


 ベネッセコーポレーションは、東北地方太平洋沖地震の支援の一環として、子供とその保護者を対象とした携帯向けの子育て情報サイト「非常時の子育て情報サイト」をオープンした。無料で利用できる。

 ベネッセの「こどもちゃれんじ」編集部は、震災後の生活において保護者と子供が心身のストレスを感じている可能性が高いとして、0~6才の子供とその保護者を対象とした子育て情報サイトをオープンした。母乳やミルク、食事、睡眠、応急処置、心のケアに関する情報のほか、遊びや映像、ゲームなどのコンテンツが年齢別に掲載される。今後、放射線に関する情報なども掲載していくという。

 情報は、「こどもちゃれんじ」に監修している大学教授や医師、コンサルタントなどが監修協力している。また、同編集部で子供のいるスタッフで、阪神大震災の経験者が情報提供のトーンを吟味し、心情にフィットするよう工夫したという。

 なお、ベネッセでは、「非常時の子育て情報サイト」の内容をTwitterで投稿するアカウントも用意した。「@shimajiro_care」をフォローすることで確認できる。

 

(津田 啓夢)

2011/3/25 15:36