携帯電話との連携を強化した「RealPlayer SP」正式版公開


RealPlayer SP

 リアルネットワークスは20日、メディアプレーヤー「RealPlayer SP」の日本語版を公開した。対応OSは、Windows Vista/XP。また、Firefox、Internet Explorer、Google Chromeの最新版に対応する。同社Webサイトから無料でダウンロードできる。

 今回公開された「RealPlayer SP」日本語版は、6月24日に公開された「RealPlayer SP」ベータ版を正式版としたもの。ベータ版で発見されたバグを修正したほか、動画を指定デバイス向けのフォーマットに変換する機能において、対応デバイスにNTTドコモとソフトバンクの携帯電話を追加した。

 動画コンバーター機能では、iPhone、iPod、iTunes、PSP、Xbox、Softbank 3Gなどのデバイスを選択し、H.264(アップル製品のみ対応)、MPEG4、Windows Media、QuickTime、RealVideo形式などへの自動変換が可能。デバイスを設定せず、ファイルの形式やピクセル数、ビットレートなどをユーザーが設定してデータを変換する機能や、動画から音声のみを抽出する機能も搭載する。

 また、Twitter、Facebook、メールなどに動画ファイルを投稿できるボタンを備えるほか、動画検索エンジン「Fooooo(フー)」を利用した動画検索サービスを提供。Webブラウザを起動しなくとも動画検索が可能で、複数の動画の一括ダウンロードにも対応した。

 リアルネットワークスでは、動画ファイルのH.264への変換や、DVD制作などの追加機能を利用できる高機能版「RealPlayer Plus SP」も3600円で提供する。

動画コンバーター機能。ファイル形式を指定フォーマットに変換できるTwitterやFacebookへ投稿できるボタンを備える「動画ダウンロード」ボタン

 



(村田 奏子)

2009/8/20 17:30