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iPhoneやiPad、iCloudストレージ不足でも一時的にバックアップ可能に
2021年9月24日 15:42
アップルは、iOS 15とiPadOS 15の新機能として、これまでに使っていたデバイスの環境を新たなiPhoneやiPadに移行する際に、iCloudのストレージ容量が十分に空いていない場合でも、一時的なバックアップとしてiCloud上にバックアップする「一時的なバックアップ」機能を追加した。
同機能は、iOS 15またはiPadOS 15を搭載するデバイス上で、設定＞一般＞転送またはリセットをタップすると、iCloud経由で新たなデバイスで環境を復元できる。
一時的なバックアップは、バックアップの作成から21日間の間保持される。また、バックアップを新しいiPhoneやiPadに復元した後、一時的なバックアップは7日間保管され、削除される。
デバイスを買い替えるケースで、新しいiPhoneやiPadが21日以内に手元に届かない場合には、使用中のiPhoneまたはiPadの設定から「バックアップの延長」を実行すると、一時的なバックアップの期間が21日間延長され、その後バックアップが削除される。
新しいデバイスを購入する際や、故障や修理などで一時的にデバイスが利用できなくなる場合でも、「一時的なバックアップ」を使うと、iCloudの容量を追加購入せずに、iCloud経由でバックアップ・復元できる。
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