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iPad(第9世代)発売、ストレージ64GBで3万9800円から

 Appleは、日本時間15日2時からの発表会で、iPadの新モデル「10.2インチiPad(第9世代)」(以下、iPad(第9世代))を発表した。日本国内の販売価格はWi-Fiモデルが64GBで3万9800円から。発売日は9月24日で、9月15日から予約を受付している。

 ディスプレイサイズは10.2インチで、センターフレームに対応する1200万画素の超広角フロントカメラ、Apple Pencil(第1世代)とSmart Keybordに対応する。出荷時のOSはiPadOS 15。本体に搭載する充電端子はLightning。

 iPad(第9世代)は、A13 Bionicを搭載し、前モデルよりパフォーマンスが20%向上している。Appleによると、Chromebookの最も売れているモデルより最大3倍、Androidの最も売れているタブレットと比べて最大6倍高速という。

 環境光センサーを搭載し、部屋の色温度にあわせてディスプレイの色と明るさを調整するTrue Toneを採用する。

 ビデオ通話時に、ユーザーの動きを自動追従して適切なフレームに調整する「センターフレーム(Center Stage)」に対応する。同機能は、FaceTimeのほかにZoom、BlueJeans、Webexなどがサポートする。

 出荷時に搭載されるiPadOS 15では、ホーム画面にウィジェットとアプリを並べて表示できるほか、iPadで表示されている写真の中のテキストを認識する「テキスト認識表示」により、写真の中に含まれる電話番号に電話をかけるオプション表示に対応する。

 販売価格はWi-Fiモデルで64GBが3万9800円、256GBが5万7800円。セルラー通信に対応するモデルは64GBが5万6800円、256GBが7万4800円。カラーは、スペースグレイ、シルバーの2バリエーション。