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ahamo、povo、LINEMOにするとファンクラブ自動退会に?――プラン変更前のチェックを呼びかけ

 2021年3月から、NTTドコモの「ahamo」、KDDIの「povo」、ソフトバンクの「LINEMO」がスタートする。

 これらの新料金プランや新ブランドに変更すると、携帯電話料金の支払にまとめて各種有料サービスの代金を支払いする、いわゆる「キャリア決済」が利用できずに、アイドルや音楽グループなどのファンクラブの有料会員が解約扱いとなるケースや、キャリアメールが使えなくなり、メールマガジンなどが受信できなくなる。

 人気音楽グループ「THE YELLOW MONEKY」のオフィシャルサイトでは、3キャリアの新料金プランに変更する前に、支払方法をクレジットカードやコンビニ決済などのキャリア決済以外に変更することや、連絡先メールアドレスをキャリアメール以外に変更をお願いしている。

ahamoに変更する場合

 ドコモの新料金プラン「ahamo」では、Google PlayやiTunesなどへの支払を除き、spモード コンテンツ決済サービスが利用できないため、spモード コンテンツ決済サービスで支払中のサービスは解約される。

 キャリアメール(@docomo.ne.jp)も「ahamo」向けには提供されず、メールマガジンやサイトからのお知らせが受信できなくなるため、キャリアメールをサイトに登録している場合は事前にメールアドレスの変更を案内している。

povoに変更する場合

 KDDIの「povo」では、「auかんたん決済」が引き続き提供される。

 既に「auかんたん決済」で支払中のユーザーが「povo」に変更後も、有料サービスへの影響は無いが、サービス開始までに変更となる可能性があるという。

 また、「povo」ではキャリアメール(@au.com / @ezweb.ne.jp)が利用できず、メールマガジンやサイトからのお知らせが受信できなくなるため、キャリアメールをサイトに登録している場合は、「povo」への変更前にメールアドレスの変更を案内している。

LINEMOに変更する場合

 ソフトバンクの新ブランド「LINEMO」では、2021年4月中旬から「ソフトバンクまとめて支払い」に対応する予定だが、ソフトバンクから「LINEMO」への変更に伴い、有料契約中のコンテンツが解約扱いとなる。

 また、キャリアメール(@i.softbank.jp/@softbank.ne.jp/@vodafone.ne.jp)が利用できなくなるため、キャリアメールをサイトに登録している場合は、LINEMOへの変更前にメールアドレスの変更を案内している。