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ソフトバンクG、ボストン・ダイナミクス株式の大半をヒュンダイに売却

 ソフトバンクグループは、ロボット開発を手掛ける子会社のボストン・ダイナミクス(Boston Dynamics)の株式を韓国ヒュンダイ自動車(Hyundai Motor Company)へ売却すると発表した。

 ボストン社の株式価値は11億ドル(約1145億円)と算定されており、ヒュンダイはボストン株式の80%を保有する予定。残り20%はソフトバンク側が引き続き保有する。

 ソフトバンクでは2017年6月、当時グーグル傘下だったボストン社を買収。ボストン社はスムーズな歩行などが印象的なロボットを手掛けており、同社製の「Spot」とPepperが今夏、福岡PayPayドームで、福岡ソフトバンクホークスを応援する姿も見られた。

福岡PayPayドームではSpotとPepperがホークスを応援する場面もあった

 ソフトバンクグループ、ヒュンダイ、ボストンの3社の連名によるプレスリリースもあわせて発表されており、ロボティクスとモビリティを組み合わせ、さらなる発展を目指す方針が明らかにされている。