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シャープから4Gスマホ「AQUOS sense4」――トリプルカメラになった新スタンダードモデル

 シャープは、Androidスマートフォン「AQUOS sense4」を発表した。秋以降に発売されるとのことだが、販路や取り扱いキャリアは明らかにされていない。

 AQUOS sense4は、エントリーモデルであるsenseシリーズの最新モデル。Android 10を搭載する。2019年に発売され300万台の売上を記録した「AQUOS sense3」の後継機となる。ディスプレイサイズは、5.8インチとsense3の5.5インチから大型化されており、インカメラはノッチに収められている。

 チップセットはクアルコム製の「Snapdragon 720G」を搭載。メモリーは4GBで、64GBのストレージを備えている。カメラは、12MP+12MP+8MPの3眼構成。

 バッテリーサイズは4570mAhで1日に1時間使う程度であれば、1週間の電池もちを実現しているという。防水防塵と耐衝撃性能を備えており、おサイフケータイ(FeliCa)とNFCに対応している。5G通信には対応しない。

 大きさは約148×71×8.9m、重さは約176g。顔認証、指紋認証もサポートする。

 外観は同時に発表された「AQUOS sense5G」と同等。ただしsense5Gは、アンテナ用として側面に樹脂のラインが入っており、若干の違いがある。またチップセット、発売時期、出荷時のOSが異なる。

 シャープが2019年に開発した「AQUOS sense3」は1年間で約300万台を出荷するというヒット商品になった。その後継モデルとして「AQUOS sense5G」「AQUOS sense4」は開発された。