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茨城交通の高速バス、国内の公共交通機関で初めて「Visaのタッチ決済」導入

 7月29日、茨城交通の高速バス(勝田・東海~東京線)で、Visaのタッチ決済やコード決済が利用できるようになる。Visaのタッチ決済が国内の公共交通機関に導入されるのは初めてという。

 利用できる決済サービスは、Visaのタッチ決済、PayPay、Alipay、LINE Pay、楽天ペイの5種類。乗降口にタブレット端末が設置され、決済サービスを選んで運賃を支払う。なお、楽天ペイが利用できるようになるのは8月中旬以降。

 たとえばVisaのタッチ決済を利用する場合、対応するカードやスマートフォン、ウェアラブルデバイスをかざす。コード決済は、ユーザーのスマートフォンに支払い用のコードを表示し、QRコードリーダーにかざせば支払える。

 今回の取り組みは、みちのりホールディングス、茨城交通、三井住友カード、ビザ・ワールドワイド・ジャパン、小田原機器の5社によるもの。

 みちのりグループでは、茨城交通に続き、9月下旬に岩手県北バス、10月下旬に福島交通・会津バスでキャッシュレス決済を導入する。