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「P40 Pro」「P40 lite」「P40 lite E」を国内発売

P40 Pro 5Gが10万8800円、P40 lite 5Gが3万9800円、P40 lite Eが2万4800円。

 ファーウェイ・ジャパンは、「P40 Pro 5G」「P40 lite 5G」「P40 lite E」を発表した。P40 Pro 5Gは6月12日、残りの2機種は19日に発売される。

 価格はP40 Pro 5Gが10万8800円(税抜、以下同)。P40 lite 5Gが3万9800円、P40 lite Eが2万4800円。いずれもファーウェイ独自のアプリストアに対応し、グーグルのサービスは利用できない。

 P40 Proは、4000万画素の超広角カメラ、5000万画素の広角カメラ、1200万画素の光学5倍望遠カメラ、ToFカメラの4つのカメラを備えた5Gスマートフォン。8GB RAMメモリーと256GB ROMストレージを搭載し、eSIMやWi-Fiは最新のIEEE 802.11ax、40Wの急速充電に対応する。

 P40 liteは、6400万画素のメインカメラ、800万画素の広角レンズ、200万画素のマクロレンズにToFカメラの4つのカメラを備えた5Gスマートフォン。6GB RAMメモリーと128GB ROMストレージ、4200mAhのバッテリーを搭載しており、40Wの急速充電に対応している。

 P40 lite Eは、4800万画素のメインカメラ、800万画素の広角レンズにToFカメラの3つのカメラを備えた4Gスマートフォン。4GB RAMメモリーと64GB ROMストレージ、4000mAhのバッテリーを搭載している。

HMS対応タブレット、HUAWEI MatePadファミリー

 同時にタブレットの新製品「HUAWEI MatePad Pro」「HUAWEI MatePad」「HUAWEI MatePad T8」を発表した。MatePad ProとMatePadは6月12日に、MatePad T8は7月初旬に発売する。

 P40シリーズと同様にHMSをサポートし、グーグルのサービスは利用できない。

 HUAWEI MatePad Proは、約10.8インチ(2560×1600ピクセル)のIPS液晶ディスプレイを搭載し、チップセットにKirin 990を採用したフラッグシップモデル。15Wの急速ワイヤレス充電や、7.5Wのワイヤレス給電に対応する。Wi-Fiモデルのみ用意され、価格は5万9800円(税別、以下同)。

 HUAWEI MatePadは、約10.4インチ(2000×1600ピクセル)のIPS液晶ディスプレイを搭載したタブレット端末。Wi-FiモデルとLTEモデルが用意され、価格はWi-Fiモデルが2万9800円、LTEモデルが3万6182円。

  HUAWEI MatePad T8は、約8インチ(1280×800ピクセル)の液晶ディスプレイを搭載する小型で軽量なタブレット端末。ベゼルの幅を4.9mmに抑え、80%の画面占有率を実現した。Wi-Fiモデルのみ用意され、価格は1万3900円。

HMSとAppGalleryの近況と製品サポート

 ファーウェイ製品では、グーグルのサービスである「GMS(Google Mobile Service)」やアプリストア「Google Play」は利用できないため、ファーウェイのサービス「HMS(Huawei Mobile Services、ファーウェイモバイルサービス)」と「AppGallery(アップギャラリー)」を使用することになる。

 昨年発表された同サービスには、LINEなどのSNSやMicrosoft Officeなどの身近なアプリも続々と登場しており、今後もアプリ開発者を継続的にサポートするとしている。

 また、製品のアフターサービスについても言及した。初期設定や故障時の貸出機の無料サービスや、日本語での専用コールセンターによるサポートなどを提供する。

P40シリーズはMVNO「IIJmio」「イオンモバイル」「exciteモバイル」で発売

 MVNOで販売を行うのはインターネットイニシアティブ(IIJ)が提供する「IIJmio」とイオンリテールの「イオンモバイル」、エキサイトの「exciteモバイル」の3つのサービス。

 量販店ではビックカメラやヨドバシカメラでは店頭とオンラインで販売され、エディオンは一部店頭とオンラインで、ジョーシンとノジマとヤマダ電機ではオンラインで販売される。

 オンライン通販サイトではアマゾン、イートレンドオンラインショップ、ムラウチドットコム、ファーウェイ楽天市場店、ファーウェイPayPayモール店で販売される。