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au、豊田スタジアムで5Gスマホやスマートグラスを活用した観戦体験

スマートパスプレミアム会員を開幕戦に招待も

 KDDIは、2月29日に開催される、2020明治安田生命J1リーグホーム開幕戦「名古屋グランパス対湘南ベルマーレ戦」で、au 5Gを活用した新たな観戦体験を提供する。

 名古屋グランパスのホームスタジアム「豊田スタジアム」を5Gエリア化し、5G対応デバイスなどを活用して新たな観戦体験を楽しめる「au 5G体感シート」を設置する。

スマートグラスを通じた体験イメージ

 「au 5G体感シート」は全64席で、au 5G対応スマートフォンやスマートグラスを通じて、チームのフォーメーションやスターティングメンバーの確認、シュートやオフサイドシーンなど、試合中のさまざまなシーンで、AR空間を通じた各選手のシュート数やパス数などを確認しながら、試合を楽しめる。

 同シートは、今シーズンの名古屋グランパスのホームゲームで複数回設置される。シートは一般発売され、auのスマートフォンを契約していなくてもチケットが購入できる。5G対応スマートフォンは、ソニーモバイルコミュニケーションズが開発した、5G実証実験用のスマートフォンを活用する。

 今後の取り組みとして、試合前の豊田スタジアムでグランパス選手とキックフォームの比較ができるキックフォームスコアゲームなどのイベントをシーズン中に複数回実施する。

キックフォームスコアゲーム(イメージ)

 スマートフォン向けに2月27日から配信する「名古屋グランパス公式アプリ」では、スタッツ・インフォメーションやスタジアム内のマップ、当日のイベント情報のほか、スタジアム内限定で音声実況機能、スタジアムのグルメをスマートフォンから注文・決済して好きなタイミングで受け取りできるモバイルオーダーに対応する。同アプリはKDDIが技術協力し、名古屋グランパスエイトが提供する。

名古屋グランパス公式アプリ

 このほか、KDDIはauスマートパスプレミアム会員を抽選で2月29日の開幕戦に招待する。招待は12組24名限定で、サッカー観戦のほかにスタジアム施設の見学会や、ピッチサイドの見学会に参加できる。