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サムスン、「縦折り」の折りたたみスマホを開発中

 サムスンは、米国で開催された開発者向けイベント「Samsung Developer Conference 2019」(SDC19)において、折りたたみ可能なディスプレイを搭載するスマートフォンのコンセプトを披露した。

 今回公開された新たな折りたたみスマートフォンのコンセプト映像では、「Galaxy Fold」のように正方形に近い画面を横方向に開くのではなく、細長いディスプレイを「縦折り」でコンパクトな状態にして持ち歩けるフィーチャーフォンのような形状であることが確認できる。

 また、映像の後半では利用シーンのアイデアも披露されている。動画を撮影する際に画面を縦向きに90度折って端末を自立させることで、スタンドなどを用意しなくても手軽に撮影できる。

 縦折りスマートフォンの製品化の予定などは現時点では明らかにされてない。なお、1年前のSDC2018では、後にGalaxy Foldと名付けられる同社初のフォルダブルディスプレイ搭載スマートフォンの仕様の一部が公開され、2019年2月のGalaxy Unpacked 2019で正式発表された。

A New Form Factor for Foldable Smartphones(Samsung Newsroom)