ニュース

電動キックスケーターシェアの「WIND」、7月2日から千葉市美浜区で実証実験

 Wind Mobility Japanは、シェア電動キックスケーターサービス「WIND(ウィンド)」を利用した、自治体と共同の実証実験を7月2日より開始する。

「WIND」の電動キックスケーター

 WINDは、電動キックスケーターのシェアリングサービス。日本では原動機付自転車扱いで、運転免許が必要となり、ヘルメット着用が義務付けられる。同サービスは、浦和美園エリアでもサービスを展開している。

 今回の実証実験は、千葉市稲毛海浜公園および、公道を含めた海浜幕張駅周辺の2エリアで行なわれる。自治体との共同事業として、公道走行を含めたシェア電動キックスケーターサービスを利用した実証実験は国内初。

電動キックボード実証実験実施エリア
ステーション一覧

 幕張新都心の周辺エリアでWINDの公道走行が可能となり、ポートは稲毛海浜公園内に3カ所設置され、7月中旬以降、海浜幕張駅周辺にも設置される。また、ポートは随時増設される予定。

 千葉市動物公園の敷地内では、走行範囲を限定して、ナンバープレートなどの付いていない“グローバルモデル”での走行実証を行なう。

 利用料金は、利用ごとに100円と、利用時間1分ごとに25円がかかる。このほか、1時間あたり850円のプランと、1日あたり2000円のプランが用意される。ヘルメットは各ポートで無料で借りられる。運営時間は9時~18時。

 サービスの利用には専用アプリをダウンロードし、ユーザー登録が必要となる。アプリ内で運転免許証情報を入力し、ロックを解除すると電動キックスケーターを借りることができ、ポートに戻してロックをかければ返却完了となる。

専用アプリケーション
サービスの利用方法