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メルカリ、シェアサイクル「メルチャリ」から撤退

サービスは新会社で継続、ソウゾウは解散へ

 メルカリは、子会社のソウゾウが運営してきた自転車シェアリングサービス「メルチャリ」を新会社のneuetに承継させると発表した。neuetはクララオンラインの傘下に入り、メルカリの連結対象外となる。

 メルチャリは2018年2月に福岡でサービスを開始、2018年8月~11月には東京・国立でも実証実験を行っていた。自転車に付けられたQRコードをスマートフォンで読み取ることで、街中に設置されたポート(駐輪場)から自転車を借りられる。

 メルカリの広報によれば、福岡でのメルチャリのサービスは順調に成長していたという。今後は、自転車やモビリティ分野でのノウハウを持つクララオンラインの下で、サービスが継続される。

 なお、メルチャリの運営元であったソウゾウについては解散が発表された。ソウゾウは新規事業の開拓を目的としたメルカリの100%子会社で、「メルカリアッテ」「メルカリNOW」などをリリース。2018年夏に複数のサービスを終了し、2019年6月時点で同社が運営するサービスはメルチャリのみとなっていた。