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「+メッセージ」はどの機種で使える? 3キャリアの対応状況を整理

 2018年5月の提供開始からまもなく1年を迎える「+メッセージ」。従来のSMSを進化させた3キャリア共通のメッセージングサービスで、2019年5月からは企業による公式アカウントの開設も可能になる。

 開始以降に発売された各社のAndroidスマートフォンやiPhoneは原則として対応しているが、やや例外的な存在であるGoogleの「Pixel」シリーズやフィーチャーフォン、SIMロックフリー端末の扱いには各社で差がある。

 どの機種で使えるのか、サービス開始1周年を機に、各社の対応状況をここであらためて整理しよう。

NTTドコモ

 ドコモの場合は、iOS 9.0以上のiPhone/iPad、Android 4.4以上のスマートフォンやタブレットに対応している。対応機種のリストが公開されており、古い機種では「Xperia Z SO-02E」(2013年2月発売)や「GALAXY S4 SC-04E」(2013年5月発売)もOSのバージョンアップを適用していれば利用できる。

 また、シニア向け端末についても、「らくらくスマートフォン4 F-04J」以降は対象機種に含まれている。

 ただし、+メッセージの提供開始以降に発売された機種のうち、「Pixel 3」「Pixel 3 XL」については2019年4月現在も非対応だ。また、SIMロックフリー端末やSIMロック解除済の他社端末を使う場合の利用手段は提供されていない。

au

 auの場合も、iOS 9.0以上のiPhone/iPadとAndroid 4.4以上のスマートフォンやタブレットに対応する点は同様だが、これらに加えて「2018年11月29日以降に発売される4G LTEケータイ」も対応機種となる。

 具体的には、2019年4月時点では「INFOBAR xv」がこれにあたる。フィーチャーフォン向けに+メッセージを提供しているキャリアは現時点ではauのみ。ただし、公式アカウント機能はサポートしない予定。

 OSバージョンなどの条件を満たす機種のうち、「BASIO」「miraie f」「miraie」「Xperia Z Ultra SOL24」「Xperia Z1 SOL23」「GALAXY Note 3 SCL22」「isai LGL22」「HTC J One HTL22」は非対応となる。

ソフトバンク

 ソフトバンクも、iOS 9.0以上のiPhone/iPadとAndroid 4.4以上のスマートフォンやタブレットに対応する。

 ドコモとauは自社のシステムで「+メッセージ」アプリを提供しているのに対し、ソフトバンクはPlayストアで提供しており、ドコモ版は非対応の「Pixel 3」「Pixel 3 XL」も対応機種となっている。

 また、同社広報によれば「動作保証はしない」としながらも、ソフトバンクのSIMカードを挿した他社端末やSIMロックフリー端末でも仕様上は利用できる可能性があるとしている。