楽天、スタジアムを完全キャッシュレスに

　楽天グループのプロスポーツチームのホームスタジアムで、2019年開幕戦より、完全キャッシュレスが導入される。来場者が購入するチケット、グッズ、飲食物は全て「楽天Edy」や「楽天ペイ」、楽天ポイントカード、クレジットカードで支払う形になる。

　対象は、プロ野球の東北楽天ゴールデンイーグルスの「楽天生命パーク宮城」とJ1プロサッカーチームのヴィッセル神戸の「ノエビアスタジアム神戸」の2カ所。2019年開幕戦から順次取り入れられる。これまでも、両スタジアムでは一部でキャッシュレス化が実現していたが、今回はスタジアム内における全ての決済でキャッシュレスにしていく。

　完全キャッシュレス化を記念して、来場者をサポートする取り組みや、一定の条件・期間でビールが半額になるキャンペーンなどが実施される予定。詳細は今後、あらためて両チームのサイトで案内される。

　楽天では、スポーツ観戦時における決済に関わるストレスを減らし、キャッシュレスに触れる機会を増やすことで、日本社会のキャッシュレス普及を後押ししたいと説明している。