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日本通信、スマホ向け月額990円、iPad向け月額190円からのSIMをリニューアル

 日本通信は、音声通話に対応し月額料金が990円(税別、以下同)からの「新・b-mobile S 990 ジャストフィットSIM」と、主にiPad向けで月額料金が190円からの「新・b-mobile S 190PadSIM」を12月25日より提供する。

 新プランは、同社が提供中のプランをリニューアルする形。従来と比べ、月間のデータ通信量が多い月の料金が値下げされる。

新・b-mobile S 990 ジャストフィットSIM
新・b-mobile S 190PadSIM

スマホ向け「新・b-mobile S 990 ジャストフィットSIM」

 AndroidスマートフォンおよびiPhone向けの「新・b-mobile S 990ジャストフィットSIM」は、音声通話、データ通信、SMSに対応する。

 音声通話は標準の電話機能を使った場合30秒20円で、b-mobile電話アプリを使うと30秒10円、5分以内の音声通話がかけ放題になる「通話5分かけ放題オプション」も月額500円で提供される。

 月額料金は通信量に応じて変動する。データ通信量は6GB、10GB、15GBで上限を設定することが可能。通信量が1GB未満の場合、ドコモ回線、ソフトバンク回線ともに月額料金は990円。最低利用期間や契約解除に伴うペナルティは設定されていない。

回線~1GB~3GB~6GB~10GB~15GB
ドコモ回線990円1290円1790円2590円3590円
ソフトバンク回線990円1690円2390円3190円4390円

 データ通信量が月間15GBを超えると、通信速度が低速化するほか、当日を含む直近3日間の通信量が300万パケット(約360MB)を超えると、通信速度が制限される場合がある。

 日本通信は、同サービスにおけるソフトバンク回線のSIMカードはiPhone向けのSIMカードのため、SIMフリーおよびSIMロックを解除したAndroidスマートフォンについてはサポート対象外としている。

iPad向け「新・b-mobile S 190PadSIM」

 主にiPad向けの「新・b-mobile S 190PadSIM」は、ドコモ回線はデータ通信およびデータ通信+SMSのSIMを選べ、ソフトバンク回線はデータ通信のみに対応する。

 スマートフォン向けの「新・b-mobile S 990ジャストフィットSIM」と同様に、使用したデータ通信量に応じて通信料金が変動する。毎月のデータ通信量上限を3GB、6GB、10GB、15GBで設定できる。

回線~100MB~1GB~3GB~6GB~10GB~15GB
ドコモ回線
ソフトバンク回線
(データ通信)
190円480円850円1450円2190円3280円
ドコモ回線
(データ通信+SMS)
320円610円980円1580円2320円3410円

 対応機種に関して、SIMフリー及びSIMロック解除したAndroidスマートフォンとソフトバンク回線のSIMカードの組み合わせでは使えないと案内している。また、同サービスにおいて、ソフトバンク回線番のSIMはiPhone用とiPad用がそれぞれ専用のSIMカードとして提供される。