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新生FREETELが「REI 2 Dual」「Priori 5」を発表

 MAYA SYSTEMは、FREETELブランドの新しいスマートフォン「REI 2 Dual」「Priori 5」を発表した。開発~設計まで、FREETELとして初めて自社で手がけた製品になる。

左からPriori 5、REI 2 Dual、jetfi

REI 2

 3万6800円(税抜、以下同)で2月16日発売(9日15時予約開始)となる「REI 2 Dual」はカラーとモノクロのデュアルカメラを搭載。ソニーのIMX258というセンサーを採用する。
 カメラ機能では一眼レフのようなボケのある写真を撮れるほか、撮ったあとにピント調節することもできる。開発時には自然な写真になることを目指した。明るさも強調しすぎず、目にする感覚に近づけた。新橋にあるオフィスでは、全て暗室も設置。写真を実際に撮りながら調整を重ねた。セルフィー撮影時に使える「ナチュラル美顔モード」では、たとえばメイクを施している場合でも、まるで厚塗りするかのような加工感を出すのではなく、より自然に美しい写真になるようにした。髪の毛のディテールもフィルターで省かれることがないという。

 4K動画の撮影もサポート。FREETELの過去のスマートフォンと比べて、フォーカス速度の向上、画面の長押しによるAE/AFロックへの対応、背面の指紋センサーでの撮影といった機能向上が図られている。

 チップセットにSnapdragon 625(2GHz駆動×8)、4GBのメモリ、64GBのストレージを採用する。これまでのFREETELのスマートフォンはこれまでMediaTekのチップセットだったが、今後も含めてSnapdragonを採用していく方針。これはスマートフォンゲームを楽しむ際、MediaTekではうまく動かなかったケースが過去、あったためだという。

 5.5インチのフルHDディスプレイ、1300万画素のメインデュアルカメラ(カラー、モノクロ)、1600万画素のサブカメラを備える。

 nanoサイズのSIMカードスロットを2つ備え、どちらも待ち受けできるDSDSをサポート。SIMスロットのうち1つ(Slot2)とmicroSDカードはどちらか一方しか使えない排他仕様になる。

 3300mAhのバッテリーを内蔵し、連続待受で25日間を実現するとうたう。LTEの通信速度は下り最大300Mbps。対応バンドは国内3キャリアと、海外の主要バンドとされる。

 Wi-Fi(IEEE802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.2をサポート。音楽再生ではaptXも対応する。ジャイロセンサー、電子コンパスなども搭載する。このほかJアラート(EWS)、VoLTE(大手3社)もサポートする。たとえばauのLTE互換性テスト(IOT)もクリアしている。

 ホームアプリでは、シニア向けでボタンが大きい「らくらくモード」、子供の利用を想定しアプリが勝手にはインストールできないようにしてる「安全キッズモード」を選べる。また5.5インチディスプレイでも片手で使いやすくなるよう「親指モード」も用意されている。

Priori 5

 Android 7.1.2の「Priori 5」はカバー交換できるPrioriシリーズの後継モデル。

 「Priori 5」は7色のバックカバーを同梱する、5インチディスプレイのAndroidスマートフォン。エントリー向けモデルと位置づけられ、シングルカメラではオートモード、動画撮影、ナチュラル美顔モードが利用できる。

 チップセットにSnapdragon210、メモリ2GB、ストレージ16GBで、交換可能な2300mAhバッテリーを内蔵する。価格は1万6800円で23日に発売される。9日15時から予約受付を開始する。