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中高生のほとんどはWi-Fiでスマホを使う

男子高生の半数はAndroidスマホ、女子高生はiPhoneが7割

 MMD研究所(MMDLabo)とテスティーは、中高生のスマートフォン利用実態の調査結果を公開した。調査はアンケートアプリ「TesTee」にて、12~18歳の男女1147名を対象として行われた。

 1日のうちスマートフォンで通信を利用する時間について聞いたところ、Wi-Fiにつなげてスマートフォンを利用している時間は「6時間以上」が全体の23.4%と最多となり、次点は「2時間以上3時間未満」となった。一方で、モバイルデータ通信を利用する時間は全体の49.3%が「1時間未満」と回答。次点が「1時間以上2時間未満」となり、総じてデータ通信量を節約している傾向が見られた。

 速度制限については、「使い切らない/ほとんどかからない」という回答が中学生で59.2%、高校生で52.0%と最多となった。一方で、「毎月、速度制限にかかっている」という回答も中学生の12.6%、高校生の13.2%と1割を超えた。

 契約しているプランの月間データ容量は中学生、高校生とも「1~3GB」が最多。いわゆる大容量プランのうち、「10~20GB」のプランについては中学生の6.6%に対し、高校生が15.0%と、大幅に上回った。なお、中学生の37.2%、高校生の26.7%は「わからない」と回答している。

 利用しているスマートフォンは、iPhoneがAndroidスマートフォンを上回る傾向が見られ、特に女子高校生は69.0%がiPhoneを利用していると回答し、Androidスマートフォンは29.2%にとどまった。一方で、男子高校生はAndroidスマートフォンが51.3%と半数を超え、iPhone(45.6%)を上回った。