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フランスデザインの探し物発見アクセサリー「Wistiki voilà!」2月1日発売

「Wistiki voilà!」

 仏Wistiki社と美貴本は、追跡タグ「Wistiki by Starck」シリーズを国内展開する。第1弾としてスティックタイプの「voilà!(ヴォワラ!)」を2月1日に発売する。また、ペンダントタイプの「aha!(アッハ!)」も3月24日に発売する。両製品とも価格は5980円(税抜)。

 「Wistiki(ウィスティキ)」は、キーホルダーや猫の首輪など、無くしたくないものに付けておくBluetoothデバイス。紛失したときに呼び出し音を鳴らしたり、大まかな場所を調べたりできる。

voilà!
aha!

 デザインは、浅草のアサヒビール本社ビルのオブジェも手がけたフィリップ・スタルク氏が担当。フランスのラグジュアリーブランド企業で素材加工を行うなど、“100%フランス製”と訴求する。

 また、防水性能も備える点や、電池交換なしで約2年間駆動する点も特徴とする。CR2032型ボタン電池を内蔵するが、ユーザーによる交換はできない。

 カギに付けやすいスティック型の「voilà!(ヴォワラ!)」、動物の首輪などにつけるペンダント型「aha!(アッハ!)」、サイフに入れるカード型の「Hopla!(ホップラ!)」の3形状を用意。それぞれオレンジ、ローズ、レモン、バイオレットをラインナップする。

 カードタイプの「Hopla!」も日本で発売される予定となっているが、発売日は明らかにされなかった。

フランス発のベンチャーが開発

 メーカーのWistiki社はLussato兄弟が2014年に設立したベンチャー企業。Wistiki開発のきっかけは3兄弟が飼っていた猫が行方不明になったことで、「Wistiki」という名前も猫に由来するという。

 2015年時点でフランスでのBluetoothタグ製品シェアの96%を獲得。日本では2016年にクラウドファンディングサイトにて先行販売を実施していた。先行販売時のアンケートで人気だった色が、正式販売のカラーとなっているという。

機能

 “脱力系”の音色の呼び出しベルを内蔵。登録したスマートフォンのアプリから、90デシベルで鳴らせる。同時にアプリでは電波強度を表示し、どの程度離れているのかを知ることができる。Wistikiのボタンを押すことで、スマートフォンを鳴らすことも可能。

 また、20メートル離れたら知らせる「忘れ物防止アラート」や接近したら知らせる「近づきアラート」を搭載。そのほか、1つのWistikiを複数家族で共有したり、Wistikiユーザーからの情報を元に、最後に見つかった位置をGPSで表示する機能も備える。

 スティック型「voilà!」の大きさは約62×23×6mmで、重さは約11g。「aha!」の大きさは約39×29×9mmで、重さは約11g。