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ヤフー、2017年にはネット企業からデータドリブン企業へ

ヤフー 代表取締役社長の宮坂学氏(左)と役員

 ヤフーは12月8日、メディア関係者との懇親会の中で、2017年にはネット企業からデータドリブン企業への変革を図ることを宣言した。

 懇親会には同社役員が一堂に会し、冒頭で代表取締役社長の宮坂学氏が2016年を振り返りつつ、2017年に向けた展望を語った。1年を通し、アプリでヤフーを使う、ログインでヤフーを使う、の2つをテーマに取り組んできたとする同氏。ともに一定の成果を上げたとした上で、2017年には「ヤフーをネット企業からデータドリブン企業へ」をテーマに掲げると語った。

 同氏は、ヤフーの最大の強みはビッグデータであり、EC、メディア、FinTechの3つデータをAIやデータ解析によってアレンジすることで、他社にまねのできない提案を行っていきたいとする。

データドリブン企業への変革が2017年のテーマ

 続いて、各事業の担当役員が順に登壇し、2017年に向けて強化するポイントを説明した。スマートフォン関連では、Yahoo! JAPANアプリにフォロータブを導入することでコンテンツ消費の活性化につなげるほか、Smart Reminder機能を通じた各種ツールの利用を促進、広告を含む動画対応の拡充を図ることが明らかにされた。また、ショッピングサービスを安心して利用できるように生体認証(FIDO)への対応も検討しているという。

 宮坂氏が目標に掲げるデータドリブン企業を支える取り組みとしては、データ&サイエンスソリューション統括本部が重要な役割を担うとされる。同統括本部の社員数は2016年10月時点で381名となっており、すでに国内でもトップレベルの組織になっているという。今後2~3年で500名規模に増員する計画で、米国シリコンバレーに設置した拠点と連携を図りながら、変革を進めて行くとしている。