【東京ゲームショウ2011】
ソニー・エリクソン、「Xperia PLAY」の体験コーナー


 ソニー・エリクソンは、単独ブースこそ出展していないものの、モバイル&ソーシャルゲームコーナーにおいて大きなスペースを使って展示を行っていた。今回同社は、9月14日に発表されたばかりの「PlayStation Certified」対応Androidスマートフォン「Xperia PLAY SO-01D」の体験コーナーを設置しており、来場者の注目を集めていた。

 ブースには十数台の「Xperia PLAY SO-01D」が並び、さまざまなゲームが体験できるようになっていた。試しに初代プレイステーション(PS)のヒット作品である「クラッシュ・バンディクー」をプレイしてみたが、感覚的にはAndroidスマートフォンというより、PSPのようなポータブルゲーム機を操作している感覚に近い印象だ。

 懐かしさも手伝ってついつい楽しんでしまったが、それもそのはず、担当者によれば「Xperia PLAY SO-01D」のメインターゲットは30代、筆者もそこに含まれる。コアなゲーム層というよりも、初代プレイステーションなどを楽しんでいたものの、大人になるにつれてゲームから少し距離を置いているユーザーなどが、空いた時間などにカジュアルに楽しめるコンテンツが用意されるという。

 また、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の配信ストアである「PlayStation Store」でも、初代PSのヒット作品などがラインナップされる予定だ。配信予定タイトルとして、「アーク ザ ラット」「がんばれ森川君2号」「ポポロクロイス物語」「みんなのGOLF 2」「ワイルドアームズ」「I.Q Intelligent Qube」「PHILOSOMA フィロソマ」「Xi[sai]」などのSCEのタイトルが案内されている。

 なお、体験コーナーでは、端末自体の撮影やディスプレイの撮影などが許可されなかった。一部のコンパニオンが持っている端末のみ外観撮影が許可された。


 




(津田 啓夢)

2011/9/15 17:31