【Mobile World Congress 2012】
主力ラインナップを展示するBlackBerryブース


BlackBerryブース
PlayBook

 Reserch In Motion(RIM)は、同社の主力商品であるBlackBerryの名前でブースを出展している。ビジネスソリューションや商談ブース、プレゼンテーションステージなどの面積が大きいブースだが、同社の現行ラインナップ製品の展示も行われていた。

 ブースの前面では、同社のタブレット「PlayBook」を展示している。PlayBookはRIM独自のOSを採用するタブレット。前面はタッチパネルディスプレイのみでホームキーなどは搭載せず、アプリを切り替えるホームメニューを表示させるのは、「画面下の画面外から指を画面に向けてフリックさせる」という操作になっているなど、独特の操作ユーザーインターフェイス(UI)が特徴だ。現在はバージョン2.0のOSが搭載されている。日本には導入されていないデバイスだが、ほかのタブレットデバイスと比べても、かなりなめらかな操作感に仕上げられている。

 このほかにもBlackBerry BoldやBlackBerry Curve、BlackBerry Touchなども展示されていた。

 BlackBerry関連では先頃、OSの最新バージョンである7.1が公開されたが、その新機能であるメディアサーバー機能も、ブース内でデモンストレーションが実施されていた。この機能はBlackBerryがDLNAサーバーとなるもので、ブース内ではDLNAクライアント機能を持つPlayStation 3からBlackBerry内のコンテンツにアクセスできるようになっていた。OS 7.1のDLNAはサーバー機能のみで、クライアント機能はないという。

BlackBerry Bold 9900。日本でもドコモから発売される予定BlackBerry Touch。こちらのUIはPlayBookよりほかのBlackBerryに近い
BlackBerry Curve 9360BlackBerry BoldはNFCを搭載しているので、NFC端末で試せるRFIDが用意されていた
PlayStation 3からBlackBerryのDLNAサーバーにアクセスするデモポルシェデザインのBlackBerry P'9981にちなみ、ポルシェが展示されていた

(白根 雅彦)

2012/3/2 11:00