【Mobile World Congress 2011】
Androidスマートフォンの戦略を明かすソニー・エリクソン


ソニー・エリクソン、CEOのバート・ノルドベリ氏

 ソニー・エリクソンは、「Xperia neo」「Xperia pro」「Xperia PLAY」を発表した記者会見で、Androidスマートフォンに対する戦略を明かした。

 同社のCEO、バート・ノルドベリ氏は、会見の冒頭で「最初のAndroid端末『Xperia X10』(日本では『Xperia SO-01B』)を約10カ月前に発売し、Xperia miniシリーズでコンパクトスマートフォンのカテゴリーを確立した。これらは合計で1000万台以上を出荷している」と、Xperiaシリーズが好調な実績をあげていることを明かした。ノルドベリ氏によると、同社の業績のおよそ50%を、スマートフォンが占めているという。スマートフォンに対する戦略は、非常にシンプルだ。ノルドベリ氏は次のように続ける。

 「ソニー・エリクソンは明快なビジョンと戦略を持っている。それは、最もエンターテインメント性に優れたスマートフォンを提供し、Androidの世界でリーダーになることだ」

Xperiaシリーズの出荷台数は1000万を超えるAndroidでナンバー1を目指す目標が掲げられた

 この戦略を実現するためのフラッグシップモデルとして、Head of Brand & Strategyを務めるCathy Davies氏は、1月の「2011 INTERNATIONAL CES」で発表した「Xperia arc」を紹介した。さらに、コンパクトで8.1メガカメラを搭載した「Xperia neo」や、キーボード搭載の「Xperia pro」を披露。その上でDavies氏は、「arc、neo、proの選択肢の中から、あなたに合った1台を見つけられる」と語った。

ソニーの技術や最新のAndroidがXperiaシリーズの強みXperia neoを説明するHead of Brand & StrategyのCathy Davies氏

 Xperia neoとXperia proを紹介した後、再びCEOのノルドベリ氏が登壇。「PlayStation Suite」を採用した最初の端末である「Xperia PLAY」を発表し、「これは明らかにスマートフォン以上の端末で、ゲーム体験を大幅に変える」と自信をのぞかせた。続けてステージに上がったChief Creation Officerの坂口立考氏は、Xperia PLAYを「モバイルゲームの新次元を切り開くスマートフォン」と評し、グーグルやゲーム開発会社といったパートナーへの謝辞を述べた。

CEOのノルドベリ氏が自らXperia PALYを披露Xperiaシリーズに至る流れを解説するChief Creation Officerの坂口立考氏

 このほか、Xperia PLAYには、15を超えるゲームパブリッシャーから50以上のゲームが提供されることが表明されている。

 また、会見にはゲストとして、ソニー・コンピュータエンタテインメントのCEO、平井一夫氏が招かれ、「PlayStation Suite」の概要を語った。平井氏によると、Xperia PLAYは「PlayStationのクオリティを保証する『PlayStation Certified』を通った最初の端末」とのこと。ゲームは「ストアから提供され、最初はPS1のタイトルが、その次にオリジナルのものが登場する」という。

ゲストとして招かれたソニー・コンピュータエンタテインメントのCEO、平井一夫氏PlayStation Suiteに提供されるゲームの説明

 Xperia PLAYは3月に「世界中の様々なオペレーターから発売される」(Head of MarketingのSteve Walker氏)。平行してCDMA2000版も開発され、米国・Verizonから登場する予定だ。

様々なサードパーティがXperia PLAY上にゲームを提供予定Head of MarketingのSteve Walker氏が、Verizonとの新たなパートナーシップを発表した


(石野 純也)

2011/2/14 11:50