【2013 INTERNATIONAL CES】

スマホやタブレットと連携できるAV機器を展示するパナソニック

テレビをiPadでコントロールするデモ

 パナソニックブースでは、同社のスマートフォン自体は展示されていなかったものの、同社の大画面テレビの新製品などに用意されるスマートフォン・タブレットの連携機能の紹介などが行われていた。

 パナソニックの大型テレビの新製品では、タブレットやスマートフォンをコントローラーとして、テレビを操作できる機能が搭載されている。この機能では、タブレットで見たいコンテンツを選んでテレビで再生したり、テレビの画質調整をタブレット上で行なったりできる。これらの機能は、AndroidおよびiOSのタブレットおよびスマートフォンで利用可能となっている。

かなり細かな画質調整が可能で、カスタム設定を保存することもできる
テレビと連動したコンテンツをタブレットで楽しむ
Miracastで画像を伝送するデモ

 スマートフォンやタブレットの画面表示を、Wi-Fi経由でそのままテレビに映し出す規格「Miracast」のデモも行なわれていた。「Miracast」はWi-Fi Allianceが規定している規格で、Android 4.2では標準対応する。今回は、箱で外装を隠し、画面だけ露出したAndroid端末から、パナソニック製のBlu-rayプレーヤーにMiracast信号を転送し、スマートフォンの画面をテレビに映していた。

Miracastの受像器として使われていたBlu-rayプレーヤーDMP-BDT330
Miracastの概要

白根 雅彦