【CEATEC JAPAN 2009】
ゼンリン、3D地図ビューアーなどを紹介


 ゼンリンのブースでは、NTTドコモと協力して開発された「3D地図ビューアー」が展示されている。

 「3D地図ビューアー」は、立体的に地図を表示することで、従来よりもわかりやすく現在地周辺を案内できることを目指したアプリ。Android搭載の「HT-03A」で動作するが、サーバー側で3D画像計算処理が行われることから、ゼンリンでは「どのような携帯電話でも高精細な3次元地図を表示できる」と説明している。

 携帯電話側の加速度センサーを利用して、携帯電話の向きにあわせて3D地図の表示内容も動くようになっている。地図データはジオ技術研究所の「Walk eye Map」で、車のカーナビ向けでは既に実用化されているという。

 このほか同社ブースでは、iPhone、Windows Mobile、携帯電話向けナビアプリを展示。携帯電話向けアプリは徒歩移動時の利用を想定する一方、スマートフォン向けアプリはカーナビとしての利用に対応していることが特徴という。

3D地図ビューアー端末を上に掲げると、地図も上の方が表示される
携帯向けアプリiPhone向けアプリ
Windows Mobile端末でも利用できるスマートフォン向けサービスは、カーナビのような利用もできる

 

(関口 聖)

2009/10/8/ 10:59