【CEATEC JAPAN 2009】
ナビタイム、各種機能や法人向けサービスを紹介


 ナビタイムジャパンのブースでは、携帯向けサービスの各種機能が紹介されている。同社サービスだけではなく、auと協力して提供する「EZナビウォーク」「助手席ナビ」についても紹介されている。

 出発地~目的地まで、さまざまな移動手段を組み合わせて検索するルート案内については、7月から提供されている「渋滞予測」、ETC割引を反映した高速道路料金を算出する機能、CO2排出量が少なくなるルートを探す機能「エコルート」などのコーナーが用意されている。

 また海外向けサービスを紹介するコーナーでは、世界各国で現地ユーザー向けに提供するサービスや、日本から渡航する旅行者向けサービスが展示されている。海外向けサービスは、欧州各国やオーストラリア、シンガポール、マレーシア、米国で展開する。スマートフォン向けに提供されており、たとえば「ロンドンタワー~パリ・エッフェル塔」と国境を越えたルート検索ができる。

 法人向けサービスとして紹介されていた「Business NAVITIME」は、交通費精算を中心とした機能をASP型で提供するもの。現在は、パソコンから目的地検索が利用できるのみとのことだが、今後専用アプリを開発・提供することで、「パソコンで検索」→「ケータイで営業活動時のナビ」→「交通費処理」という流れを一括して提供するという。

au向けサービスのコーナーサービスの特徴
海外で提供するBlackBerry向けアプリPCで検索し、ケータイでナビ、という流れは海外向けサービスでも利用できる
法人向けサービス経路検索時には、定期券情報を考慮することも

 

(関口 聖)

2009/10/8/ 11:05