【CEATEC JAPAN 2009】
太陽充電器や環境センサーなどを展示するドコモ


 NTTドコモは、環境や健康に配慮した製品やサービスを参考出品した。

 環境への取り組みとして、「太陽電池充電器」を展示し、CO2排出量の低減に期待できるとしていた。製品化は未定。窓際やアウトドアなどでの利用を想定しており、大型ソーラーパネルの採用したことで、3~5時間程度でFOMA端末を満充電できるとしている。なお、「太陽電池充電器」から直接携帯電話を充電するのではなく、補助充電アダプタ01と組み合わせて、一旦補助充電アダプタを充電してから携帯電話に充電していた。

 さらに、基地局設備などに取り付ける「環境センサー」も参考出品していた。このセンサーを取り付けて収集した花粉情報などを、コンテンツプロバイダーなどに提供するというもの。基地局や自社ビル、ドコモショップなどへの設置を予定しており、2010年以降全国展開される予定。

 ドコモでは2010年春の花粉シーズより測定実験を開始し、その後の事業性に応じて、紫外線センサーや気温、雷雨センサーなど測定項目を増やしていく予定。

 このほか、健康関連のサービスとして、健康器具と携帯電話を連携させた支援サービス「ウェルネスサポート」なども紹介している。

環境センサー
ウェルネスサポート

 



(津田 啓夢)

2009/10/7/ 11:00