スタパ齋藤の「スタパブログ」

 ロジクールの「Logicool Wireless Rechargeable Touchpad T650」を使ってみたら、想像以上に良かった。T650はWindows 7/8向けの無線式/充電式タッチパッドですな。

 そこで「快適なタッチパッドと言えばアレもあるなあ」と思い出したのが、アップルの「Magic Trackpad」。アップルのデスクトップ型Mac用のトラックパッド(タッチパッド)で、コレを使うとデスクトップ型Macにも、今時的MacBookのトラックパッドのような「マルチタッチ操作の利便」が加わるのだ。

 Macのトラックパッドの使用感、スゴいんですよ。MacBookで使っていると、多くの場面で「マウスは要らないな」と思わせつつ、「マウスよりトラックパッドの方がずっと便利」とも思わせる。マルチタッチができるタッチパッド/トラックパッドの類としては、最高に使いやすいと感じられる。

 そんな使い勝手がWindowsにも加わったら……と思って、Windows 7でMagic Trackpadを使ってみた。WindowsマシンにMagic TrackpadをBluetooth接続すれば、とりあえずマウス代替のタッチパッドとして使えるようにはなるが……その先はいろいろ試したものの、イマイチだった。やっぱりMagic Trackpadは、MacOSで使うためのデバイスですな。

 まあまあラクに使えたのは、「Magic Trackpad Control Panel」を使う方法。リンク先にあるとおり、「Trackpad-Driver-Installer-12.exe」→「Trackpad-Control-Setup-12.exe」の順にインストールしていけば、WindowsXP/Vista/7/8上でMagic Trackpadを「ちょっとだけ便利」に使えるようになる。具体的には、2本指マルチタッチでのスクロールあたりができるんですな。

 ただ、このMagic Trackpad Control Panelを使い続ける場合は有料。でも2本指タッチまで。しかもMacOS+Magic Trackpadと比べると、その機能はかな~り限定的。だったら、やっぱり結局、素直に前述のT650を買ったほうがいい、てなアリガチな結論に至った次第である。

アップルの「Magic Trackpad」。MacOS上で使うとヒッジョーに快適にマルチタッチ操作を行えるタッチパッドだ。Windowsでも一応使える。
「Magic Trackpad Control Panel」ソフトウェアを使えば、Magic TrackpadをWindowsXP/Vista/7/8環境で使える。だが、機能は限定的っす。
マニックトニャックパッドってニャにかしら? タッチらしい。うかちゃんの肉球でタッチしたいニャ。ぼくもです。ニャ。ニャ。みたいな。

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。