最近読んだりしたオライリー本3冊

2011年11月11日 06:00

 ちょいと時間ができたので、積ん読だったオライリー本を3冊読んでみた。

 一冊は「Processingをはじめよう」。Processingというプログラミング言語/IDEの入門書ですな。Processingを使えば、たとえば画面上に描画したり、マウスやキーボード操作と画面表示などがインタラクティブに関わって動くようなコードを比較的に容易に記述できる。画面表示を楽しみつつ、初歩からProcessingを習得できるように書かれた本で、俺的には「昔、BASIC習ったけど途中でやめちゃったなあ」的な人にオススメ。現在は昔よりもっと手軽にカラフルに高度に、ビジュアル系プログラミングができちゃうんだゼ、てなことを教えてくれる本なのだ。

 もう一冊は「子どもが体験するべき50の危険なこと」。これ、えーと、たぶん、現在40歳あたり以上の人が読んでも「まあ、それはそうだよな」と思いがちだと予想されるが、物心ついたときにファミコンがあった世代以降あたりの人にとってはけっこーショッキングな内容かもしれない。読み物ではなく手引き書って感じだが、ただ避けるだけではいろいろとモッタイナイということを再確認できたりもして楽しい。

 最後の一冊は「Made by Hand――ポンコツDIYで自分を取り戻す」。手作りを通して人生をより深みのあるものにする雰囲気の本、でもあるが、なんかこう「見ないようにしていた/見えていなかった壁を取り払う気になる本」てな印象も強い。本のなかの体験談を、読者自身の身近で進行中の経験と重ねて読むと、なんか元気がもらえる感じですな。

 どれもなかなかイイ感じ。読書の秋に、ヒトツ。

「Processingをはじめよう」はプログラミング言語Processing入門書。Processing覚えるとArduino(http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/stapa/40638.html)活用なんかにも有利につながりますな「子どもが体験するべき50の危険なこと」と「Made by Hand――ポンコツDIYで自分を取り戻す」。積極的な体験を促す本かもしれないツンニョクってニャにかしら? 本らしい。本を積み重ねておくのね。乗ると崩れるよね。乗ると崩れるわね。ニャ。ニャ。みたいな